
こんなルートで行こうかとザックリ思案中っす。
https://goo.gl/maps/zFkar
と、告知していたツーリング。
当日は朝9時過ぎの出動となりました。
今回はソロで日帰りなのでバイクは軽装です。

まずは
栃折桜。
今回は満開。
なかなか満開に逢えないので貴重なタイミングです。

この一本桜は全くの無名桜なのですが、ボクの片思いで毎年訪ねているのです。
その思い入れたるやエッセイを一本書いてしまう程なのです。
リンク:
http://wind.ap.teacup.com/kazetabi2/393.html
苔生した幹には蔦が絡み触るとモコモコしています。
その幹に手を置いて「今年も来たよ!」と声を掛けると桜は枝先をワサワサさせて喜んでいるようでした。

エドヒガンザクラでしょうか。
幹の太さから見ると、樹齢は数百年ありそうです。
花びらはソメイヨシノの半分くらいしか無いように思えます。

住人は家を捨て、庭先に残された孤桜はそれでも毎年花を咲かせ続けている。
幹は苔生し、枝は折れ、生きながら朽ちていきつつあります。
毎年訪れて、しばらくこの桜を眺め時を過ごしますが、何か切ない気持ちになる特別な桜です。
今年は満開に逢えて本当に良かった。

栃折から利賀。 大渋滞の白川をすり抜けで通過。
山の桜たちは今が盛り。
吹き抜ける風に花びらを降らせています。
花吹雪のツーリングは至福です。

有名な「荘川桜」は二分咲きくらいでしょうか。
連休後半頃が見頃かと・・・。
日中の最高気温が20℃を超え暖かいのですが、山のトンネルは真冬の寒さ。
服装が難しい・・・・。
ジャケットのファスナーを開いたり閉じたりして調整。
基本は寒さに対応した冬装備で!!

今回のメイン目的地。
高山市清見「西光寺の枝垂れ桜」も残念ながら二分咲き程度・・・。
やはり見頃は連休後半ごろになりそうです。

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この写真は、2009/4/24に偶然、初めて訪れた時のものですが、それ以来、毎年のように同じ頃に通う事になりました。
なかなか満開に逢えない桜です。
おそらく2009年が早かっただけで、平年は4月末から5月初め頃が見頃なのでしょう。
風の無い日に池の水面に写り込む姿を合わせて写真に納めたいと思っているのですが、何時になる事やら・・・。

地元のスーパーで買って持って行った握りずし弁当を池の縁のベンチで食べ、しばし休憩。
5月4日の休みにもう一度来るべきか否か。悩みます。
河合へ抜けるコースは土砂崩れで通行止め。R158に一旦戻り「卯の花街道」へ。
林道では日本一長いという「猪臥山(いぶしやま)トンネル」を抜けると、体は凍えてガチガチ。
路の駅「いぶし」に滑り込んで、日当たりの良いベンチで岩魚の炭火焼(400円)にかぶりついてエネルギーチャージ。

卯の花街道を抜け、そのまま古川の市街を通り抜け。
この街の
「瀬戸川と白壁土蔵街」は風情があってお気に入りです。
いつもならお気に入りのアイスクリームを食べるところですが、今回は遠慮いたしました。

勢いで「茂住駅」にも道草。
廃線とか、廃屋とか、何か気になる。
廃墟マニアに片足を突っ込みそうになってる自分にふと気付く時がある。
ちょっとヤバイかな・・・。
見上げれば日本最大の規模と歴史を誇った神岡鉱山は、日本最大の廃墟となった。と言われる「茂住鉱山」
安全をある程度確保して、文化遺産として公開すればイイと思う。
美しいモノだけが遺産ではない。
朽ちかけた文化遺産にも大いなる価値があると思う。
九州の軍艦島なんかがイイ例だ。

旅の最終休憩地はお馴染みの「リンリン」
今回は途中で「岩魚」を食べちゃったので、恒例の「鮎芳」休憩は無し。
カップコーヒーでベンチ休憩。
さすがにGWの休日はバイクの量が半端無い。
基本的に平日しか休まないボクにはビックリの景色でした。
しかし、なんでライダー達は群れたがるのだろう?
ソロも愉しいのになぁ・・・。

16時過ぎに帰着。
今回の総走行距離:260.4km
平均燃費:28.1km/L
レギュラー:160円/L
無事帰着。イイ旅でした。

さて今日は、休みを取れなかったママちゃんから晩飯当番を仰せつかっております。
飛騨のお土産「ケイちゃん」をメインにしましょう。
キッチンのテーブルには、妹から特大の「筍」も届いておりました。
食材を仕入れにジャイ子でスーパーに買出しに出掛け、晩飯の仕込みを急ぎます。