時期は早いけれど、夏っぽいやつをいっちょ紹介しましょっか!
「スコッチ/君はナチュラル」に匹敵する、ギラギラした野郎の汗でベトついた青春の1ページが溝に刻まれたっちゅー、
別に生きてる間に聴かなくても何の問題もない一枚をご紹介!
パワーズ、って名前もダサすぎるけれど、タイトルも「恋のガブリヨリ」ですからね。
朝青龍もクリビツテンギョ!(業界)でござぁます!
パワーズと名乗るこの2人組が一体誰なのかとか、このシングルはどういうわけで発売されたのかとか、まったくわかりませんが、パッとこのジャケットを見て「これはイイな」なんて、絶対思いませんよね!
ま、しかしぼくはこのあまりにもツッコミどころ盛りだくさんのジャケに、「これはよさそうだな」と思ってしまったわけですが。
肝心の曲ですが、これが意外に良いんですねー!
ビーチボーイズ・ミーツ・ひょうきん族、ってな、完全にふざけた内容ですが、パリジャン三銃士の「ソフィーは赤マル急上昇」やフーピー「原宿ポテトストリート」に匹敵する、腰くだけぽっぷん、という具合。
歌詞の内容はというと、
「あの娘とドライヴィン・デートに持ち込んだおいどん、綿密に計画したのちモッコリする予定が「ネコだ攻撃」でガブリヨリ作戦が失敗、振られ気分で千葉の田んぼ道カブリオレぶっ飛ばすぜ!あー、I Want You!!」
てな、切なさを折れるくらい抱きしめたくなる内容!
(注)ネコだ攻撃とは…
ラブホテルの前で、「あっ!猫だ!」と叫びながらハンドルを切り、あのビラビラへ突入する(曲中で解説アリ)っちゅー強引かつアンダーハートがミエミエなチカラ技。
あっ、だから「パワーズ」なのか!
と、納得しながらPOPEYEとかボーイズビーなぞ読んで明日に備えることにします。バイチャ!


1