2011/10/23

「まだ「芯」が冷えている」「心の冷えは1000倍」と留められる患者たち  療法関連



 先日、都外から新しく男性の方が来られました。その方は既に他の気功院で1年以上、継続的に治療を受けられているのですが、ある程度の改善の後は良くならなかったそうです。それで他に可能性を求めたのです。

 お話を聞くと、そこは「冷え取り健康法」を重視している治療院でした。冷え取り靴下を10枚以上も重ねて、また半身浴も真面目に取り組んで来られました。
 それでも思うように良くならないという事で、院長先生に疑問を投げかけたのだそうです。それで返ってきた言葉は、

「まだ芯が冷えている」
「心の毒は1000倍」

 というものでした。
 1年間も真面目に冷え取りを続けてきて、芯が冷えているというのは乱暴なものです。そもそも芯まで温めるのが半身浴なのですから…… そして心の毒は1000倍などと言われて、ではどうするのかと言えば、特に具体的な方法は提示されません。せいぜい「こだわりを捨てろ」といった程度の助言です。


 一般的な自然療法家は、自然治癒力には一切の間違いがないと信じています。そしてこのケースは、冷えを取って温めさえすれば、毒も出て必ず健康になる! あらゆる心身のトラブルが改善されるに違いない! という思い込みがあります。
 ところが実際には、自然治癒力が正しく発揮されないケースが多々、あるのです。身体の運営が誤っているがために、いくら冷え取りをしても毒を出しても、食生活を気を付けても、一向に改善されない人達がいます。
 それを殆ど全ての自然療法家は知りません。彼らの理論と治療で改善されるのは、運営の誤りが少ない人達です。けれども運営に大きな問題を抱えているケースでは、思うように良くなりません。
 ここに治療家の主観(思い込み)と現実との間にギャップが生じます。このギャップをどう処理するのかは、性格とマインド次第です。ある賢明な治療家は、ここで様々な可能性を想定します。それは自分の知らない何かがあるという事も含めてです。しかし思い込みの激しい治療家は、自分が知っている中で結論を出そうとします。何とか理由をつけて合理化させ、説明をつけて納得してしまうのです。

・まだ芯が冷えている
・心の毒は1000倍

 というのは、その典型的な例です。確認のしようもなく、否定しきれない所がポイントです。他にも、

・生き霊が憑いている
・前世で悪いことした罰だ
・先祖が悪いことをした罰だ
・試練を自らに課して魂を鍛えている

 といったものも同様です。確認のしようがないので、言われた方は否定もできません。


 芯が冷えている、心の毒は1000倍だと言われていた男性は、「こんなに変わるものなんですか!?」と治療効果を実感されていました。身体と心の運営の誤りを正した結果です。
 治療家の方々には、

「信念を持つことは結構だけれど、それはあくまでも仮定でしかない。現実として結果が出ない時には、信念(仮定)にしがみつかず、柔軟な考えを持って成長して欲しい」

 と願います。これは自分自身の戒めも含めての言葉です。



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