有田 正広
実現 ! サロンで聴く有田正広の世界
ルネサンスから現代フルートまで
La flute de Pan パンの笛
2012年 5/18 (金) 19:00開演 [ 18:30開場 ] 全自由席
ノワ・アコルデ音楽アートサロン
前売\4,000 当日\4,500 ( 大学生以下 \2,500 )
Program
ジョヴァンニ・バッサーノ
Giovanni Bassano (c.1558-1617)
リチェルカータ第5番(1585)(使用楽器@)
ヤコブ・ファン・エイク
Jacob van Eyck(c.1590-1657)
「笛の楽園」(1648)より、わが麗しのアマリッリ
イギリスのナイチンゲール/ダフネが最も美しか
ったとき(A)
ジャック=マルタン・オトテール“ル・ロマン”
Jacques-Martin Hotteterre“Le Romain”(1674-1763)
ある日ぼくのクロリスは(c.1720)(ランベールの宮
廷歌曲より)B
フランソワ・クープラン
François Couperin(1668-1733)
恋のうぐいす(1722)C
ゲオルク・フィリップ・テレマン
Georg Philipp Telemann(1681-1767)
「無伴奏フルートのための12のファンタジー」(
c.1727)より
第7番ニ長調/第8番ホ短調D
ミシェル・ブラヴェ
Michel Blavet (1700-1768)
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ Johann Joachim Quantz(1697-1773)
組曲ホ短調(c.1750)
Allemande de Blockwitz—Gigue en Rondeau de Blavet—Menuet con variazioniE
アウグスト・エーベルハルト・ミュラー
August Eberhard Müller(1767-1817)
モーツァルトのお気に入りの主題と変奏曲(1810)
ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453第3楽章よりF
ジョアネス・ドンジョン
Johannes Donjon (1839-1912)
「練習曲 作品10(1885)より エレジー/セレナード/風の歌G
クロード・ドビュッシー
Claude Debussy(1862-1918)
パンの笛、またはシランクス(1913)H
福島和夫(1930-) 冥(1962)I
---使用機種---
@ Renaissense flute in d :G.Tardino , 2000, after C. Rafi,Lyon,c.1530
A Renaissense flute in d:G.Tardino, 1998,after M.Marsenne ,Paris, c. 1636
B Baroque flute d’amour ; Thomas Lot , Paris c.1730
C Baroque piccolo :杉原広一、1998、after Th.Lot Paris,c.1730
D Baroque flute :有田正広、1987,after Thomas Stanesby Jr., London ,c.1725
E Baroque flute :杉原広一&有田正広、2010、after Quentz — Freyer, Berlin, c.1765
F Classic flute :Johann Heinrich Grenser, Dresden, c.1790
G Early Boehm flute:Vincent Hypolite Godefroy et Louis – Esprit Loi , Paris, 1851
H Boehm flute :Ernest Chambille=L.Lot, Paris ,1913
I Boehm flute :Muramatsu, Tokorozawa, 1999
「光り輝きキラキラして、美しくカッコイイ憧れのフルート。
一体いつの時代から吹かれ始め、そして昔の笛はどんな楽器だったのだろう。」
これはボクがフルートを吹き始めた子供の頃に抱いた素朴な疑問でした。あれからいつの間にか50年の歳月が経ってしまいました…。
今は16世紀初期から現代に至る迄のほとんどすべての時代にわたる様々なフルートという楽器を通してフルート音楽と、そして様々な時代の音楽を楽しみ、演奏しています。
今日は16世紀〜現代に至る迄の年の流れの中に在ったフルートを使い、フルート音楽で綴る400年の旅を皆様方とご一緒に楽しみましょう。 (有田正広・記)
Profile
有田 正広 Masahiro ARITA [バロックフルート]
日本の古楽界をリードする有田正広は、ブルージュ国際音楽コンクールなど数々のコンクールで輝かしい受賞歴を持ち、クイケン兄弟、トレヴァー・ピノック、レイチェル・ポジャー等内外の名手と盛んに共演。リサイタルや意欲的なプログラムの室内楽シリーズも活発に行い、特にルネサンスから現代に至る様々な時代のフルートを駆使する有田ならではのプログラムは高い評価を得ている。クラシカル・プレイヤーズ東京を中心に指揮者としても活発な活動を行っている。録音は文化庁芸術祭最優秀賞を受賞した『パンの笛〜フルート、その音楽と楽器の400年の旅』ほかDENONアリアーレを中心にリリース多数。
1989年度第21回サントリー音楽賞受賞。
昭和音楽大学教授、昭和音楽大学ピリオド研究所 所長、桐朋学園大学特任教授。福岡古楽音楽祭音楽監督。
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TEL 06-6862-8855 FAX 06-6868-0595
オンライン予約もできます。
http://www.ne.jp/asahi/noix/accordees/salon/
主催 : ノワ・アコルデ音楽アートサロン
協賛 : 大阪ガス住宅設備株式会社
協力 : 久保田チェンバロ工房 / ミュージック・アート・ステーション
後援 : 在大阪・神戸オランダ総領事館 / 豊中市