「3/10オペラ 「ザ・ラストクイーン -朝鮮王朝最後の皇太子妃- 」」
オペラ
大阪初公演!
オペラ「ザ・ラストクイーン」〜朝鮮王朝最後の皇太子妃〜
このオペラは、日本の皇族に生まれ、後の昭和天皇のお妃候補とも言われたが、予期せぬ運命により朝鮮王朝最後の皇太子の元へ嫁がれた李方子(りまさこ1901~1989年)の人生を題材にした作品です。
日韓国交正常化50周年記念特別企画として、2015年に東京の新国立劇場で初演いたしました。公演には高円宮妃殿下はじめ駐日韓国大使など各界のご来賓の皆様、音楽評論家や愛好家など数多くの観客が参席されました。公演はNHKテレビ・新聞全国紙各紙などに取り上げられ、社会的現象を起こしました。
また、芸術的にも高く評価され、2016年には「文化庁芸術祭参加公演」に選定され、再演を果たしました。
終演直後から再演を望む声が多く、この度、2019年3月に大阪で初上演する運びとなりました。李方子妃は、日本と朝鮮半島の狭間で激動の人生をたどりました。そして両国の「和」を願いその生涯を捧げました。このオペラを通して多くの人々に斬新で新たな芸術体験をしていただくと共に、普遍的な人類愛、国境を越えた平和への希望を感じていただきたいと願っています。
主役の李方子妃を演じるのは、「魂の歌声」で世界を魅了するプリマドンナ・
田月仙(チョン・ウォルソン)。音楽芸術における長年の実績と活動が高く評価され、2015年外務省より外務大臣表彰が授与されました。平成最後を飾る
国境を越えた愛と感動のオペラ。皆様のご来場をお待ちしております。
オペラ 「
ザ・ラストクイーン -朝鮮王朝最後の皇太子妃- 」
2019年3月10日 14時・17時 二回公演
ドーンセンターホール(大阪市中央区大手前1丁目3−49)
主催「ザ・ラストクイーン」実行委員会 CALAF.NET
後援 外務省 駐大阪大韓民国総領事館 韓国文化院 大阪府ほか
電話 03-3366-1229 FAX03-5338-4702
EMAIL mail@lastqueen.net
公演内容
オペラ ザ・ラストクイーン—朝鮮王朝最後の皇太子妃—
企画:チョン・ウォルソン(田月仙)
台本:木下宣子/田月仙 作曲:ソン・ドンフン/Ryugetsu
演出: Kim Sujin
出演:李方子(りまさこ)役:チョン・ウォルソン(ソプラノ)
李垠(李垠)殿下の化身役(魂): 相沢康平(バレエダンサー)
CALAFヴォーカルアンサンブル:
田中由佳 星野律子 石山陽太郎 相原崇
CALAFミュージックアンサンブル:
富永峻 桜田悟 花積亜依 若狭直人 ほか
金姫玉韓国伝統舞踊団 他
プロデューサー:太田慎一
[ 1910年に日本に併合されるまで、およそ500年続いた朝鮮王朝の最後の皇太子・李垠。そして日本の皇族で、後の昭和天皇のお妃候補とも言われた梨本宮方子(=李方子)。世紀の政略結婚によって結ばれた二人の激動の人生を元に、国境を越えた愛と知られざる真実を描いた衝撃の話題作! ]
あらすじ
1918 年夏、皇族・梨本宮家の娘・15 歳になったばかりの方子は、自身の婚約を新聞記事で知った。相手は日本に留学していた旧大韓帝国の皇太子・李垠。世紀の政略結婚と言われたが、ふたりの間には真実の愛が生まれる。結婚後、長男の不慮の死など次々に困難が襲いかかるが、そんな中でも方子は夫を支えた。しかし、太平洋戦争が終わると、二人は、皇族の地位も日本国籍も失う。いままで夫に従っていた方子はこれからは自分が夫を守ると決意。夫を故国に帰そうとするが難航する。ようやく、韓国へ渡る許可が出たのは、日韓国交正常化直前のことだった。しかし、夫はすでに病に侵されていた…。
夫亡き後、ひとり残された方子は、当初は冷ややかな目で見られながらも韓国の恵まれない子供達の為の福祉活動に身を投じる。
そしてついには「韓国の母(オモニ)」とまで呼ばれるようになる。
朝鮮王朝最後の皇太子妃・ラストクィーン 李方子。
87 歳で死去した際、通りは人々で埋め尽くされ、葬列は数キロにも及んだ.....。
CALAF.NET
YouTube
facebook