6月のテーマ「やってみる」
聖書の言葉「あなたがたはそれぞれ賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。」ペトロの手紙第一 4章10節
子ども達は前半の部分だけを覚えます。
後半は2学期の後半に意識してもらいたいところですが、
意識しなくても、しぜんと子ども達は得意なことをグループの中で生かして、互いに助け合ったり、教えあったりしてクラスとしてぐっと近い仲間となっていきます。
なぜでしょうか。
それは先ずやりたいことを思いっきりするからです。
「子ども達のやってみたい」は魂の衝動だと思ったことがあります。
魂に手足がついている!と。
そうしてそれぞれの賜物に磨きがかかっていきます。
4月から徐々にこの場に安心して、やりたいことに手が伸び、
歩き出すのですが、その期間は「自粛」で過ごしました。
本来なら、6月は活動が充実してきて「やりたいこと」が一杯で
クラス中が熱気でむんむんしている頃です。
一日も早く空白の時間を取り戻したいと思いますが、
きっと分散登園でお家の皆様も田んぼで畑で、
にわとりさん達のことも・・・楽しい時間を過ごせましたので、
そのことがきっと子ども達の心の安心や安定に繋がっていることと思います。
そこを土台にしていきます。皆様のご協力、本当にありがとうございました。
6月は恵みの雨に潤されながら、草木も大地も、そこを住処とする小さな生き物達もぐんぐんぐんぐん伸びる時です。
きっと、散歩の道々、畑でも田んぼでもみんなのところに現れて子ども達に「遊ぼうよ!」と誘ってきます。子ども達もその誘いに乗って、ぐんぐん引っ張られて、楽しいこと、不思議なことに導かれていくことでしょう。保育者も楽しみに、そして心して子ども達を受け入れていこうと願っています。どうぞ宜しくお願い致します。