「力試し山登り」です。
いろんな事情があって年度の初めに決めた山ではなく
朝明から登る山のひとつ、ハト峰を目指しました。
あいにくの天候、気温も低く今にも降ってきそうな空模様。
でも、元気な風っ子たちは張り切って歩き始めました。

明治の終わりに作られた堰堤があります。
子ども達にはよくわからなかったかな・・・国民的財産と書いてあります。

道を歩きながら、「これは山じゃあないね・・道だね」と。
それはそうです。この子たちは山と言えば
本当に山の中を歩き回るようになっているのです。
その中の道と言えば「けもの道」。
それでも、昨年の水害で崩れてしまった道はこんな風になっていて
やっぱり滑り下ります!

普通に滑るのはもうつまらない…逆さに滑り下り!
落ちているのではありません。

子ども達にとってはこれぞ山。どこまでも登って行ってしまいます。
降りるときはお尻滑り。

りすのレストランです。
食べた跡があります・・松ぼっくりを一枚一枚はずして真ん中の芯が残ると
それがエビフライみたいな形になっています。

帰ってきました。
砂防学習ゾーンです。雪でした。
まるで頑張った子ども達への山からのプレゼントのようでした。
ハト峰の頂上はおろか、その手前の眺望のいいところまでも行けませんでした。
お天気が良ければ行けたでしょう。
お弁当までの時間は寒く、おなかも空いたのですが
帰り道、どんなところも楽しんできちゃいました。
心も体も喜んだ一日。
一緒に行ってくださったおじいちゃんの
万歩計では一万歩を刻んでいました。
歩いた時間は3時間。
一人ひとりの成長を感じた時間でもありました。