秋に二回のお泊り保育なんて普通は考えられないことでしょう。
でもこの子達のグループとしての成長、一人一人の成長を考えたときに「今でしょ」というタイミングでした。しかも、こんなに挑戦しなくても良かったかもしれないのに・・・さらに前回を上回る距離を歩く挑戦になりました。でも、おそらく、挑戦だったのは私達スタッフのほうで、子ども達は淡々といつものように歩き続けて、目的地に着いたのでした。
しかも、沢山の宝を心の中にしまいながら。
前日、お泊りの準備にあがった時、山の中は嵐でした。
行動食を分けて・・・これが楽しいんだよね。自分のもらった分をいつどのように食べてもいいんです。自分で考えて。
ほら嵐でしょ。冷たい雨も降っていました。ほらそっちを引っ張って・頑張れ!

明日の晩ご飯は牛丼、野菜も沢山入れましょう。玉ねぎは目が痛い・・・。

サア出発。こんなにいいお天気を下さった神様。ありがとう!!!

こんなところを歩くときにいつも思います。
これが大事なんだよね。自分の歩くところ次に足を置くところをちゃんと自分で判断しないと水にはまっちゃうよ。・・・人生と同じ。

ウ?何を見つけた?何かのうんち?
「黒いから人間のウンチと違う」
「人間のウンチも長く置くと黒くなるよ。」
「へえ〜そうなんだ」

「ちょっと座って後の子を待っておこうか」
「サルもこうやって並んで座ってることあるよ」・・・この姿は可愛い

なんだ坂こんな坂。ここが一番苦しいところ。ほんとにそうなんです。頑張ったよね〜すごい。

え?あの石、落っこちそうやん、誰がおいたん?

不思議なことがいっぱいあります。

着きました。歩くこと3時間。本当に感激です。山は美しいし、空は青いし・・・どこまでも見えるんです。

あっちの方が国見岳、その向こうが御在所

ウ〜ンお母さんのおにぎり美味しい。

園長先生、写真ばっかりとっ撮るとご飯食べる時間なくなるよ。

お母さんのおにぎりを食べたら元気百倍。すぐに走り出した子ども達!!トレイルランナーか?

いざ、出陣。

キラキラキラキラまっていました。

おお、ポイントがある。

宝物がたまってきました。

さあ、そろそろ帰りますよ〜

採ったよ〜

こんなにきれいな山々。

帰り道、ひたすら下り。

途中ブナ清水で一服。ここまで、お山のおじさんが迎えに来てくれました。お土産を持って・・嬉しかったね。

途中、面白い人と出会いました。とーまさんというお侍さんでした。お山の上で太鼓を叩いてきたんだって。確かに、下るときに太鼓の音が聞こえて人たちがいて???だったようで、なぞが解けました。

晩ご飯がすんで、お客様。水晶のことを詳しく教えてくださるおじさんとお兄さんの登場です。

子ども達の水晶を一つ一つ丁寧に見て褒めてくださり、それはそれは嬉しい時間でした。自分の採って来た物が本当の宝物になった瞬間です。

自分達で寝る用意も片付けもね。

朝ご飯の前にまたまた水晶を・・見たくなるよね〜。

朝ごはん、これまた美味しかったですね。

掃除もしてお部屋をきれいに

来たときよりきれいにね。

心が熱いうちに描いてみよう、嬉しい気持ち。

あ〜終わったね、お家の人たちが迎えに来てくれて・・・楽しかったね〜〜話がつきません。
一生懸命歩いて・・大人でも大変なのに・・・宝物を見つけました。でもきっと心と体に刻んだことがこれからの君達の宝・・・そしてきみ達が宝もの。