「社会を形作るために(おひさまさんのお泊まり保育)」
幼稚園
朝の光の中、駐車場から走ってやってきた子ども達

朝の会が始まりました。丁度いつもの時間。

秘密基地への入り口・・ここまでの道も整備されています。

何か作るかなとロープを出したら、腰に巻きつけ、一方を高いところにある木の幹に結びロッククライミングのように斜面登り・・
ずいぶん長い時間、こんがらかっているのか滑って楽しんでいるのか・・・始めて見た遊びでした。最初は罠だったんですけれどね。猪がこの基地にやってきたらこのロープでこうやって引っ掛けて・・・と言っているうちに、自分に結んで下へ降りる・・・ちょっとスリリングな遊びに発展。目が離せない!

こんなことにもなっちゃって
子ども達の秘密基地のイメージはおうちがあって、ブランコがあって、滑り台がある、自分達の楽しめる場所のことらしい。

山荘のベランダのアルミの板がはずしておいてあったのを運び込んできました。

イメージどおり。ピッタンコでだったようです。

チケット売り場も出来ましたよ。

ブランコも欲しかった・・。

今日の秘密基地は閉館。

テントを張って寝床つくり。

料理班。なぜか少ない。池で芋を洗っています。

テントの完成。

にわかに増えてきた料理班。サトイモの皮むき。今日はお月見ですからね〜鹿肉の芋煮です。

誰が着火できるか・・・自分達で焚き付けを用意して順番に並んで・・・

指南役もいます。

着いたようです。火の守りも結構大変。炊きすぎてもご飯が焦げてしまうから。

料理班頑張っています。

「ごぼう持ってきて〜」

今日のお月見団子も作らなくっちゃ。

薄暗くなった頃、ご飯の時間セーフでしたね。何回も芋煮のおかわりをして・・満足だったね。

天気予報では雨かもしれなかったのに、綺麗な月が上がってきました。

山荘から10分くらい歩くと砂防公園があります。先頭さんだけ、蛇がいないかを見る為にライトをつけて、あとのみんなは月明かりの中を歩きました。芝生の緩やかな斜面を転がり、走り回り、、、月夜ってこんなに明るいんですね。

ひとつ踊って大騒ぎをして夜が終わります。

朝!火起こしから始まった朝。

日本の夜明け定食。焼き魚、納豆、卵焼き、お味噌汁。

秘密基地を完成させるべく木を集め。

絵を描きたい子は描き

朝の森の中・・心地よい・・・

完成!

完成祝い。かんぱ〜い!
緩やかに始まった年長のクラス作り。
小さな社会を形成して行きます。
横割りの年長とは違って、その時々で集まる年長組の難しさも感じますが、それぞれの個性の違い、一人ひとりの成長の節目、友達との関わり方、それら全てのことがシンフォニーのように響きだすにはまだ時間がかかります。オーケストラで言うと演奏が始まる前の音を出しているような・・あれをなんと言うのか分かりませんが・・あんな感じです。
自分らしくと言いますが、一人孤島に住んでいて、自分らしくは無いように、人との関わりの中で、あるいは社会の中での役割の中で自分らしさを発揮していけるわけです。
子ども達が子ども達なりに心地よい社会を作っていくために、一緒に「同じ釜の飯を食う」のがいいですね。
この次はどうなっていくでしょうか。