昨年の9月初旬を最後に5ヶ月間のご無沙汰でした。今年も渓流解禁が近くなってきました。昨年よりも那須地方では低温が続き、塩原、板室、那須方面共に積雪が多く、解禁当初は、里川もしくは本流のポイントが主な釣り場になりそうです。那珂川本流、支流余笹川方面共に渇水状態が続いています。解禁を待ちきれない釣り人は、長竿での寒バヤ釣りに余念が無く、多少風が吹く寒い日にも暖かい服装にて竿を伸ばしています。黒羽周辺では那珂橋下部が今のところ一番安定して釣れているようです。エサは主に川虫、特に黒川、ピンチョロ、ヒラタの成績が良いようです。昨年末より馬洗い場では橋の新設工事が始まっています。左岸のポイントには橋脚が立つ予定で、現在その工事のため左岸の河原は重機にて掘り起こされている状態です。全般に、気温の上昇待ちの様子はぬぐえません。
本年は、下流茨城県の霞ヶ浦導水口の問題が話題になっています。霞ヶ浦に導水口がつながれば、少なからず那珂川の鮎をはじめとしてたくさんの魚に影響が出るものと予想されます。沿線の漁協では反対の署名運動をはじめるようですので、もし賛同できます方はご協力をお願いしたいと思います。清流を守りたいと思うのは釣り人みんなの願いです。
今年も、鮎男の釣日記、良い情報を報告したいと思います。よろしくお願いいたします。

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