ゲーテアヌム建設現場で講義するルドルフ・シュタイナー(唯一の写真)        「ラディカル」とは「ラディッシュ」と同じ語源で、「根源的」という意味。表面のみならず、その「根」を見ようとすること。このブログはそういった意味でラディカルでありたい。

2009/2/8

鉄十字章を手にして  21世紀の人智学

 予てから念願の「鉄十字章」を手に入れることが出来た。まずは、写真をご覧あれ。

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 所謂「1914年章」と呼ばれるもので、第一次世界大戦時にドイツ皇帝ヴィルヘルム二世によって制定されたものだ。下の写真にある「1813年」とは、「ナポレオン解放戦争」の年で、この時から、今日に至るまで、この鉄十字章はドイツにある。ナチス時代には、「W]の文字の所が、ハーケンクロイツになっていたが、形そのものには今日まで変更はない。

 私が入手した鉄十字章は、「二級」で、無論この上には「一級」がある。そんなことよりも、この十字形は、12世紀の「ドイツ騎士団」またの名を「チュートン騎士団」の十字をかたどったもので、ドイツ独特のものだ。と言いたいところだが、本来は、古代エジプトに由来し、後の「コプト教会」でも用いられたものだ。「コプト教会」は、エチオピアのキリスト教のことで、その歴史は、ある意味で、ローマカトリック教会より古い。

 コプトの十字架は、実に美しく、私も皮革製のコプト十字架を持っているが、その形は、この「鉄十字章」を彷彿とさせる。現在でもコプト教会は健在で、今でもこの鉄十字的十字架を使っている。

 1813年にこの「鉄十字章」を初めて制定したのは、優柔不断な平和主義者で、賛否両論のある、プロイセン王、フリードリッヒ・ヴィルヘルム三世( 1770-1840 )である。ユダヤ人差別を無くし、キリスト教徒と同じ市民権を与えたのもこの王である。この彼を讃えて、ベートーベンはあの有名な「第九」を捧げた。そして、あの「喜びの歌」の詩は、シラーによるものだ。

そして、このフリードリッヒ・ヴィルヘルム三世の孫のひとりが、フリーメーソンで有名な、フリードリッヒ三世( 1831−1888 )である。そして、この王の子が、第一次世界大戦時に皇帝であった、あの「カイゼル髭」で有名な、ウィルヘルム二世なのである。

 フリーメーソンの故郷とも言える古代エジプトの十字をかたどった、この「鉄十字章」、何か謎めいていないだろうか。ルドルフ・シュタイナーの生きた同時代には、多くの謎が残る。

 そのたび事に、後々まで利用される発明品が作られ、背景に常に「神秘学」的象徴のつきまとう「戦争」とは一体何なのだろう。

 キリスト教を背景に夥しい数の戦争が行われた。あらゆる宗教の旗印の下、今でも戦争は続く。思想を背景にした戦争もあった。果たして、「人智学」を背景とした「戦争」は、起こるのだろうか?その時、「鉄十字章」に代わって、「薔薇十字章」などと云うものが「制定」されるのだろうか?

 「鉄十字章」を手にして、いろいろと、危険な、でも、万が一、「起こりうる」ことを考えてみた。

 
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2020/6/25  20:14

投稿者:一般通過爺

なんでお前みたいなオカルト信者がそんなもん
持ってるんですか、鉄十字章はあなたが持つべき
ではありません

2009/2/9  20:18

投稿者:小林直生

るるん様 戦争はなにも兵器を使って肉体を殺し合うこととは限りません。シュタイナーの死後繰り広げられた、弟子達の、裁判闘争にまで発展したシュタイナーの著作権を争う抗争は、すでにアストラル界では本当の「戦争」でした。

2009/2/9  9:33

投稿者:るるん

す、すご〜い!
幕末フリークのわたしは、日本の幕末からグラバーに興味を持って、
フリーメーソンのことを調べ始めたのですが、
シュタイナーもフリーメーソンとは浅からぬ関係にあったようで、
そのミステリアスにただただ魅了されるばかりです。
謎に包まれた「秘密結社群」だけど、
人智学を背景とした戦争は、きっと絶対起こらないと思います。
とはいえ、小林さんが考えた
いろいろと、危険な、でも、万が一、「起こりうる」こと、興味あります。
なんせ、わたしは甘いですから・・・。


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