ゲーテアヌム建設現場で講義するルドルフ・シュタイナー(唯一の写真)        「ラディカル」とは「ラディッシュ」と同じ語源で、「根源的」という意味。表面のみならず、その「根」を見ようとすること。このブログはそういった意味でラディカルでありたい。

2016/4/21

我が蔵書2 フリードリッヒ・シラー著「メッシーナの花嫁」初版  我が蔵書

 フリードリッヒ・シラー(1759〜1805)は、ある意味ゲーテよりも格調のある詩を書いた、世界文学の巨匠です。

 ベートーヴェンの「第九」の合唱のあの素晴らしい詩を書いたことでも有名です。

    クリックすると元のサイズで表示します

 「メッシーナの花嫁」(1803年)初版本の背文字です。

 もうかなり前になりますが、この稀覯本をオランダのロッテルダムの古書店で見つけた

ときの驚きは今でも忘れられません。19世紀独特の装飾がたまりません。

    クリックすると元のサイズで表示します

 美しいマーブリングのほどこされた表表紙です。

    クリックすると元のサイズで表示します

 ゲーテやシラーの本を沢山出版した、テュービンゲンのコッタ書店からの出版です。

    クリックすると元のサイズで表示します

 この蔵書票は、作家のツォーツマンのものです。ダンテの「神曲」をドイツ語に訳した

ことで有名です。彼の蔵書だったとは!

    クリックすると元のサイズで表示します

    クリックすると元のサイズで表示します

    クリックすると元のサイズで表示します

 シミもあまりなく今から200年以上も前の紙とは思えません。当時は木綿から紙を作って

いました。

 シラーは未完の戯曲「デメートリウス」を書き始めたことでスラブ民族の秘教的本質を

あばいたかどで「ヒ素」によって毒殺されたと伝えられています。文学史にはそう書いて

はいませんが。


 当時秘密結社に属していたシラーは「秘儀漏洩」のかどで警告なく殺されましたが、ゲ

ーテが後年、やはり秘儀漏洩とされた長文詩「秘密」を書き始めたときには、「お前もシ

ラーのようになりたいのか」という警告を受け、慌ててこの詩の連載をやめたという経緯

も伝えられています。

 同じ秘密結社に属していたモーツアルトも「魔笛」で、「水の試練」と「火の試練」の

秘密を漏洩し、殺されています。だから慌てて「レクイエム」を書いたのですね。

 ルドルフ・シュタイナーも神秘学の保守派から狙われ、暗殺未遂になっています。

 今、私たちがルドルフ・シュタイナーの本で読む内容は、「命懸け」のことであったこ

とを肝に銘じましょう。
4
タグ: 希覯本



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ