ゲーテアヌム建設現場で講義するルドルフ・シュタイナー(唯一の写真)        「ラディカル」とは「ラディッシュ」と同じ語源で、「根源的」という意味。表面のみならず、その「根」を見ようとすること。このブログはそういった意味でラディカルでありたい。

2019/1/4

オカルト・パンチ19・裏切りの神秘学  ヨーロッパ精神史研究所より


古代から、霊的な世界での最大の罪は、裏切りであった。

それは死罪に値するとされ、裏切り者は厳しい裁きにあった。

特に「秘儀漏洩」は、即刻死罪となった。

第四人類文化期の裏切りを描いたのは「福音書」である。

イスカリオテのユダの裏切りである。

いつまでも、ユダのイメージする奇跡を行わないキリストを、窮地に追い込めば、キリストは天使の軍団を呼び、悪を制して事なきを得るとユダは考えた。

その結果として、ユダはキリストを裏切ったのである。

キリストの奇跡は人類の為に死ぬ事であったので、死に至るまでキリストは、この世の悪に従順であった。

それを悟ったユダは、後悔をし自ら命を絶った。

しかし、これも裏切りに対する死罪であった。

ペトロもキリストを裏切ったが、後にキリストの存在を知らしめるために命をかけた。しかし最期は、自ら望んで、頭を下にする「逆さ十字架」で絶命した。

これも裏切りに対する死罪であった。

現代に於いても、裏切りは、死罪では無いが、霊的な罪である。罪の代価として魂に過酷な負担を負うことになる。

霊的な世界での、密告、告げ口等は、裏切りである。

残念ながら、人智学と言う霊的な世界では、昔から裏切りが多い。

妬み、嫉妬心等が、多くの場合に裏切りのきっかけとなる。

しかし、人智学が組織体として存続する限り、この裏切りが止むことは無いだろう。

組織を必要とせずに、個的に学び修行することが可能なのが、現代人智学である。

人智学的な「共同体」とは、組織を必要とせずに存在する共同体である。

ルドルフ・シュタイナーの人智学に「共鳴」する人が、その場合その場合で、一人でも存在すれば、それがその時に形成された共同体である。

次の日にもう無くなっていても良い。

数秒でも存在した共同体は、霊的な事実として、永遠に存続する。

それは地上的な組織体を必要としない。

組織体の存在を望めば、必ず映画「ゴッドファザー」のようになる。

裏切りの連鎖と構造を知るためには、この映画が役立つ。



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