2019/3/26
オカルトパンチ22・人智学は組織になった ヨーロッパ精神史研究所より
スイスはドルナッハという村に在るのが、ゲーテアヌム。
ここは、一般人智学協会の拠点、と言うか、総本山である。
この協会の理事になると、年収が二千万を超えるとか。
世界中の人智学協会の支部から、上納金を取り、海外視察には、ファーストクラスで飛んでくる。
今は知らないが、かつてシュミット・ブラバントが、理事長の時、日本にファーストクラスでやって来て、上納金を払いなさいと言っていた。
毎年、理事会によって、世界中の支部が研究すべき「年次テーマ」が決められる。
支部のある国々の文化事情に関わらず、年次テーマが決められる。
典型的な組織システムである。
精神活動の自由を、ルドルフ・シュタイナーは提唱していたにも関わらず、年次テーマが総本山で決められる。
更に、総本山から、様々な「認定証」が発行される。
資格社会が作られる。
ルドルフ・シュタイナーが生きていたなら、今の一般人智学協会の存在を否定したのではないだろうか。
一番良いのは、ゲーテアヌムを「シュタイナー博物館」と劇場にして、一般人智学協会を解散することだろう。
世界中の支部は、人智学を学びたい人々に、資料を提供して、時折、研究成果を発表する場を提供するだけのものとなれば良い。
協会、共同体、教会と言う組織は、自由な精神活動の妨げとなる。
組織にならない「人々の集まり」は、実現可能である。
それを実現するのが、人智学徒のなすべき事であろう。

「ゲーテアヌム」と言う名の「シュタイナー博物館」となれば良いのだが。

2019/7/2 22:50
投稿者:菅野茂
立正佼成会や創価学会本部とどこが違うんだとは言える。
2019/7/2 22:48
投稿者:菅野茂
こんなになる前にシュタイナーもクリシュナムルティやれば良かったんだよ。
2019/7/2 22:45
投稿者:菅野茂
マルチン・ルーサー小林と改名して宗教改革に乗り出したりしてね。
2019/7/2 17:47
投稿者:菅野茂
要するにカトリック教会みたいになったのね。ここにゲーテアヌムで自分がピアノ弾いた写真を出せないのが残念。
2019/3/28 8:52
投稿者:小林直生
ありがとうございます。そうですね、22回でしたね。
2019/3/28 1:50
投稿者:echinopsis
オカパン復活に大喜びしています。でも第22回なのでは?