2009/12/27

自慢じゃありませんが、数字には弱いです。
毎年秋に提出する色々な助成金の、収支計画なんて、苦手の最たるものです。
(計画以前の、単純な計算間違いも含めて・・・。)

まあ、「スミマセン、数値に出せない音楽専門でして・・・」、
とかなんとかこれまで誤魔化してきましたが。

でも、その「数字で割り切れないもの」の音楽の分野でも、ありますよ。
テンポ ♪=60、とか 
ピッチ A=442ヘルツ、とか

まあ、「さじ加減」の「加減」の方が大事、ということですけど。
で、「良い加減」→「いいかげん」かな。

それに、
試験で何点、
コンクールで何位、
コンサートの入場者数何パーセント、
CDの売り上げ何枚・・・・・とか。

確かに、人の評価を計るのにこれらの数字ってある意味、大事なんですね。

未だ演奏を聴いたことのない人の音楽会に行くかどうか、
評判の演奏家の演奏が費やした時間とエネルギーと入場料に値したか、
そして、本番の生の音に感動したとして
その感動の裏付けになる数値は?・・・などなど??

いえ、冗談はともかくとして。

秋、日本のテレビで事業仕分けの様子を見ていました。
ちょうど、国際交流のための多額の助成金に見合うだけの成果が出されているのかどうか、
その識別力は確かなのかどうか・・。
色々とやり玉に挙がっている情景もありました。

マスコミが、魔女裁判の一番面白そうなところだけ張り合わせて報道しているところも
あるのでしょうね、きっと。

でも、選ぶ側が誰からも後ろ指をさされず、
受ける側も評価を数値で出すことを求められるのなら、
“即”受ける・売れる企画を実現するのが一番手っ取り早いです。

「成果はすぐに数値で出されなくてはならない」ので、
時代を経て、実を結ぶ地道な努力、なんて悠長なことをしてられません。

「助成の受益者は、本当は誰なの?」なんて問うている場合でも無いようです。

でも、「数値に出せないもの」を大事にすることを忘れると
どんどんその感覚、って鈍るんですよね。

政治は、「配分」なのですけど、
文化・芸術・教育・・・、に関するものが
あの事業仕分けの机上に他と同列に並べられると困るなあ、と
ひしひしと思ったことでした。
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