2006/9/12

ヴァイオリン一丁一人旅  舞台裏のひとりごと

ちょうど一年前の9月14日、札幌の小さな可愛らしい
(そしてケーキたちが素晴らしく美しくて美味しい!)
パティスリー・アンジュで、「ヴァイオリンひとり」のプログラムを始めました。

尺八の田嶋直士さんに奨められて、一念発起、
どのくらいかかるか分らないけど、100回連続を目指し、
ツアーで動いている間、東京に滞在している間に、
お客さん5人でも10人でもいい、
主催者にも人集め・オーガナイズ・経済的なプレッシャーを感じずに
コンサートを催すこと、人が集うことを一緒に楽しんでもらうこと、を条件に
バッハの無伴奏ソナタで行脚を始めたわけです。

札幌、東京、大阪、京都、長崎、チューリッヒ、山梨、和歌山、横浜、茨城、ニセコの
カフェ、教会、お寺、ハウスコンサート、ギャラリー、レストラン、日本家屋、
学校、ペンション、ホテルなど、様々な場所で、様々な形で行なってきました。

演奏の回数の問題ではもちろんないけれど、繰り返し一つのプログラムを
演奏できる、ということは演奏者にとって、厳しくも幸せなこと。
作品の力が実に大きいです。

また、友人達が仕掛けてくれ、同じ場所で継続して定点観測のように
演奏できるありがたさ。

コンサートを聞いたお客様が声をかけてくださったり、知り合いの知り合いへ、
と次への縁をつないでくださることも多々ありました。

クリックすると元のサイズで表示します

夏に札幌から足を延ばした、ニセコひらふの樺山小学校分校
(昨年創立100周年を祝った、総生徒数20数人という可愛らしい学校)、
夜の部としてそのPTA会長さんの中村さんが経営する
ペンション「陽のあたる場所」でやったコンサートも、
中村夫人のお父様がいらした八王子でのコンサートの縁が繋いでくれたものです。

また、思いもかけぬ素晴らしい音響にめぐり会うこともありました。

七夕コンサートとして演奏した、東京久が原にある聖フランシスコ子供寮のチャペルは
築70年、本物の寄木細工の床、しんとした空気の、音響の素晴らしい空間で、
またぜひ、他のコンサートでも演奏してみたい、と思いました。

この9月16日、八王子のギャラリーカフェ ロアで20回目を行ない、
その後、富田林のオーディオ・カフェ 音楽の森(10月29日、昨年の11月以来2度目)、
奈良の東大寺二月堂で行なわれる、友人の吉田真譽・洋眞夫妻の「華の仏さま展」で
奉納演奏をさせていただき(11月3日)、翌日11月4日に、東京国立博物館表慶館
改修記念コンサート
、と続きます。

どこも、普通のコンサートホールでは得られない雰囲気の、ひと味違う空間ばかり、
秋が大変楽しみです。

0

2006/9/12  15:08

投稿者:noriko
良い音響の会場は良い楽器のようなもの、その時々の音響のよしあしは、運のようなものですね。会場が助けてくれないときは、自分でするしかない。イメージほどでなかったり、お風呂場のようにワンワン響きすぎたり、全くデッドでお手上げだったり。

でも、終わってみたら、それとコンサートの雰囲気はあまり関係ないことが多いです。人が集う、ということはそういうことですね、きっと。


あこさま
季節は移りました。
羊蹄山の景色もだいぶ変わってきたのではないですか?

こちらこそ大変お世話になりました。
また、次の機会があるといいですね。皆様にどうぞよろしくお伝えください。お元気で!

2006/9/12  12:40

投稿者:陽のあたる場所 あこ
その節はほんとうにありがとうございました。

子供たちは間近で見たヴァイオリンの演奏に圧倒されていましたね
一本の弓から様々な音色が生まれる様は、私もほんとうに不思議な気持ちで見入ってしまいました。

また、夜の無伴奏ソナタは難しい曲であるにもかかわらず、自然に体に入って来る感覚でとても心地よさを感じました。

このような田舎で、少人数のオーディエンスにもかかわらずこころよく演奏をお引き受けいただきほんとうに感謝です。
ありがとうございました。

2006/9/12  8:34

投稿者:羅刹龍
人との出会いで音響効果抜群の施設とも巡り合える。。素敵なことですね

コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ