2020/6/10

日本の銘品  
この年齢になると、モノに対する欲、ってあまりなくなりますね。
外出制限の中、断捨離に励んだお陰かもしれません・・、
物欲より、世の中の平和とか人の幸せ、を願う気持ちのほうが強くなります。
って、仙人、みたいなことを言っていますが

もちろん、自分の満足、があってのことです。

その満足感が人の笑顔によってもたらされることが多くなってきた、
というのは本当です。

4月、私が日本に足止めを食らっている間に
緊急事態宣言下のチューリッヒで
テイクアウトの店をひとりで切り盛りしていた娘の奈緒は
誕生日を迎えました。

親が祝う、というよりは友達と楽しむ、となって久しいですが
今年は、その、友達と会うこともままならない状況で
色々と厳しい時期だったと思います。

数日遅れとなりましたが、誕生日プレゼントに何が良いか、と考えて
特注の彼女と店の銘入りの、プロ仕様の包丁を持って帰りました。

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日本有数の刃物の町、
岐阜の関市で数年前にご縁を戴いて共演した
筝奏者の塚原並江さんのご主人の作品、です。

以前にもご主人の手に依る包丁を戴いてその切れ味は経験ずみですが、
切れ味だけでなく、ずっしりと手に収まる存在感と、
ほれぼれとする見た目の美しさと。

ご主人の包丁はこれまでに、《佳人》の銘で、日本だけでなく
世界でも有数な刃物の専門書に「世界で最も美しい包丁」に
選ばれたこともあるそうです。

娘は、よそ行きの服のように大事にしています。
私も、ここぞ、というときにだけ使わせてもらうこともあります。

切る、というより、預けて滑らす、という感じ?

「そういえば、ヴァイオリンの弓のしなりと
包丁の刃のカーブは、角度と言いプロポーションといい、
重力との対峙の具合が似ているかも?_」

とか思いながら
皮付きの鶏のもも肉カレー用を切っています。
素晴らしい切れ味です‼

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