E851は無けれども……西武秩父線華やかなりし頃を彷彿とさせる光景!
新101系すら数を減らしつつある今や、これすらも相当貴重な並び……!
現在の西武秩父線の主・4000系も新宿線にゲスト入線。「準急・武蔵丘」!
どう見てもメーテルが大口を開けているように思えるのは私だけ? (^^;;
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本日、西武新宿線の南入曽車両基地にて、毎年恒例となりつつある(第5回だそうで)夏祭り一般公開が開催されました。西武というと普段はたま〜に東飯能と西武秩父の間、または多摩川線を利用する程度で、これまで開催された西武のイベントもことごとく他に用事が重なっていた……ということで、とにかく西武との縁が薄い私ではありますが、E31は一度で良いから撮ってみたいなぁ、と思っていたことに加え、窓まわりベージュ色の登場時塗装に戻された新101系にも興味が湧いていた今日この頃だっただけに、この両者が展示されるという事前告知にグッと引きつけられました。しかも今日は予定が空いていた……!
そこで、初めての西武イベントは一体どのような感じだろうかと期待しつつ所沢へ向かったのですが、問題は……私が住む神奈川県央と所沢のあいだは、直線距離ではさほど遠くないにも拘わらず、とにかく鉄道でのルート選択が難しいこと (→そのことがなおさら神奈川県民にとって西武沿線を縁遠いものにしているという現実……)。最も速いのは、遠回りでも新宿を経由した小田急快速急行と西武特急or急行の乗り継ぎですが、往路では快速急行に着席出来ない可能性大 (-_-;)。そこで、田都8500→約1年ぶりの副都心線→有楽町線からの準急小手指行き(何と有楽町線のY編成で登場) という、必ず着席可能ながらもやや時間を要するハードコアな乗り継ぎを楽しみ (笑)、所沢駅の駅蕎麦を賞味して腹ごしらえをした後、新所沢駅から「笑電」もとい「スマイル・トレイン」使用の送迎列車に乗車(ドア上の表示が「臨時・南入曽行き」を表示していたあたりは芸が細かい……。30000系は初めて乗りましたが、まぁ車体幅の広い東武50050系60番台という感じですね。→どういう例えじゃ? ^^;)、無事南入曽に到着と相成ったのでした。
到着ホーム(洗車台を流用)の目の前にいきなり新101系2連が停車しているという好ましい光景を眺めつつ、いざ撮影会場に向かってみますと……E31とベージュ顔新101系の並び! 何と素晴らしいのでしょう! そして別の留置線では2本の新101系が顔を並べていたり、秩父線から4000系を拝借して休憩所としていたり(「コバトン」と「レオ」のぬいぐるみが貫通路踏み板にちょこんと鎮座していたのもミソ。笑)、さらには池袋線から拝借した「零士」3000系も「区間準急・田無」という非現実的な幕を出していたり……。新宿線のイベントでありながら、西武秩父線40周年を祝い、池袋・秩父線色も前面に押し出すという雰囲気が感じられたのでした。
人出が多過ぎだったらイヤだなぁ……と思っていた会場内の様子も、とにかく暑かったためでしょうか、あるいは開場直後を避けて昼過ぎに訪れたためでしょうか(最近は経験から申しまして、車庫公開系イベントは開場直後が一番カオスだと悟っております ^^;)、とにかくまったりムード。模擬店にて黄金色の燃料水 (爆) を補給しつつ、木陰での休憩と幕が変わるたびの激写を繰り返していたところ、いつの間にか約2時間も居座ってしまいました (笑)。
というわけで、「堤商店」からの脱却を目指して (?) 大いにファンサービスに努める西武の姿勢に認識を新たにしつつ、帰りはとにかく暑いため「赤い矢号」で涼んで新宿へ戻ったのでした。ファンにも沿線のお子様にも十分楽しめるイベントを開催して下さった関係者の皆様に、この場ながら御礼申し上げます。