「東横線ぶらり2017夏 (3) 青ガエル復活へ」
大手民鉄 (東急)
約12年前に東横線に一陣のハワイアンブルーの風を巻き起こした8007Fも、今やジャカルタの新8003Fに2両が組み込まれるのみとなり (パクアン急行様のブログによりますと、8204と8108。しかもモーターカット……)、今年の極めつけな天候不順もあいまって、「伊豆のなつ」は遥か遠くに去ったと改めて実感します。そして東横線は、目下ネタらしいネタもなく……公式HPには「弾道ミサイル飛来可能性時の対応について」という物騒な告知まで現れる始末 (鬱)。
そんな中、昨日電撃的に、気分がパァァ〜と明るくなるような大本営発表がなされました。来る9月4日から約1年の予定で、東横線開通90周年を記念して、5050系8連1本に青ガエルラッピングを施すとは! これは恐らく、元住吉の中の方々が奮闘された結果なのでしょうか? (^O^)
いやはや、とりあえず8連ということで、森林公園や飯能まで遠路はるばる行ってしまうことはないでしょうが、和光市や保谷あたりと元中を往復するにはそれなりに時間がかかるでしょうから、これは撮りにくいスペシャル・トレインということになりそうです。それでも、多分5050系には似合うと思いますので、これはさすがに撮ってみたいものです。少なくとも、KATOからN模型化されることは間違いないでしょうから (?!)、財布に寒い風が吹きすさぶことは覚悟することにしました (「走るんです」台形ボディ車は、実車よりもKATOの模型の方が段違いにカッコ良く見えるのは何故でしょう? ^^;)。
というわけで、そんな吉報とともに、先月東横線で久しぶりに撮った5050系の画像をアップしてみましょう。……それにしても5050系もすっかりカオスですね。4000番台の8連がいつの間にか増えていたり (1枚目)、サスティナを採用したサハ5576が1両だけ異彩を放っていたり (2枚目)……。
とはいえ、登場時の固定編成が呆気なくメチャクチャにバラされ、傍目には訳が分からなくなるという展開は、8000系の頃からのミョーな「伝統」を5000系列も引きずっているということなのかも知れません。個人的には未だに、東横線で紫色車内の5000系が来ることに慣れないのですが……(爆汗)。
「そうだ撮らなきゃ!」と気付き、望遠ズームのまま慌てて撮ったシロモノ画像ですので、ヘタクソといえばそれまでですが、個人的にこのサスティナは台形ではなくスタイリッシュなボディですので好きです。こんな感じで初めて撮った場所も、幼い頃毎日電車を見ていたカーブだということで、実に意義深いことです。2020は要するにこれの量産バージョンとみて宜しいでしょうか?