2015/9/28

アベを倒そう!(19)  X日の丸・君が代関連ニュース
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 ▲ <現代青年の問題>
 今回の「戦争法案」反対闘争においては、青年たちが一気に表舞台に出てきた。
 戦前の1936年、哲学者・戸坂潤は、『思想と風俗』という評論集を出している。
 その中の「第二部 教育風俗」に、<現代青年の問題>というのがある。(『戸坂潤全集』第四巻、355〜362ページ)
 参考になると思うので、以下その中からいくつかの文を紹介したい。


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 青年は空想家で理想主義者・理想家だと云う。併し今日の日本の青年は壮年や、老年に較べてさえ、決して空想家でもなく理想家でもない。
 年々加重する失業と貧困とは、後のジュネレーション程之を余計に嘗めねばならぬように、この数年来方向が決まっている。
 今日の青年は以前の即ち今日の壮年に較べて、その空想や理想という、自然的な欠点か特権を振り回すだけの余地を、極度に速やかに失いつつあるのである。
 云わば、この空想のための社会的条件や理想の社会的可能性の年々の悪化の量が、青年から壮年になることによって失う空想や理想の自然的素質の量を追い越して了っているように見える。
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 ーーこう考えて見ると、現代に於ける青年と壮年との区別は年の区別でもジェネレーションや時代の区別でもなくて(何となれば両方とも同じこの時代に生きているではないか)、全く現代社会が有つ二つの社会側面、現代社会が示す社会の二つの姿、の区別だと云わざるを得ない。
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 時代自身が、現代の社会が、二つに割れているのだ。
 というのは、青年の生活条件と壮年以上の生活条件との距離が、普通ならば略々一定していて、或る時間が経てば息子は親爺の二代目になれるのを、現代では親爺は親爺として歩いて行き、息子は息子として歩いていくので、息子は親爺の生活の梯を後から登って行くわけではないのであって、親爺が登っていく生活の梯を息子は却って降りて行くような関係だ。
 両者の生活条件の間の距離は、段々と大きくなる。
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 現代青年は単に新しい時代、即ち既成の又は旧い時代に対立矛盾さえする時代の児だというだけではない。
 彼等は、云わば永久的に社会の下積みなのである。
 彼等は概括的に云うと云わば永久的に貧困なのである。
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 之は丁度、現代の大衆、無産大衆のようなものに、他ならない。
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 学生の学生運動は、無産大衆の労働運動とは、範疇的に別なシステムにぞくする運動だが、併し事実、二つはほぼ同じ気脈に於いて行なわれる。
 事は単に学生が大体インテリであって知能が自由であるために、労働運動に理解があるとか同情が持てるとかいうだけでは説明されないことで、学生自身が自分の運動を労働運動になぞらえているという点を忘れてはなるまい。
 彼等この現代青年の一種族は、無産大衆と何か同様な社会的状態に置かれているのである。
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 つまり現代青年の特色は、普通時の青年が一種の強さを持っていたとは反対に、社会的に弱いということ、支配階級の継子だということなのである。
 そこから、現代青年と無産大衆との間の、本質的なアナロジーがなり立っているのである。
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 現代青年は無産大衆のようなものだ。処で現代の無産大衆の弱さは、之を自覚すれば忽ち強さに豹変するものであることを忘れてはならぬ。
 そこで現代青年でも亦、その弱さの自覚は、事実上その強みとなることが、概略可能だと云うことが出来よう。
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 現代青年は、ほっておけば限りなく弱い社会的無能力者に堕ちて行く他ない。
 それから立ち直るには、闘いが必要だ。一見壮年者や老年者に対する闘いである。
 併しそれには、やや外部からの、指導と援助とが要る。
 その指導者援助者は、このごろ見かけるあの青年の指導者や教育者のことではない。
 無産大衆こそが、現代青年の指導者だ
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