2016/1/30

九州電力と原子力規制委員会へ抗議ハガキ  ]Xフクシマ原発震災
 たんぽぽ舎です。【TMM:No2691】 2016年1月27日(水) 地震と原発事故情報

 ▼ 免震重要棟の撤回に市民抗議ハガキ
   約束破った九州電力。これでも公益企業か?
   約束破られた規制委員会。これでも「三条委員会」か?
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

 九州電力が免震重要棟建設の約束を破った。これでも公益企業か?と疑う。一方、約束を破られた原子力規制委員会もだらしない。強力な権限を持った「三条委員会」なのに。
 免震重要棟は、5年前の東京電力福島第一原発事故・大惨事で大きな役目を果たした。約6000平方m(2000坪)の広さで、免震と共に放射能を防ぐ機能をもっていたから。
 九州電力は、建設費用をケチローとしている。これではヒバクする九電従業員もかわいそうだ。東京の市民たちが、九州電力と原子力規制委員会へ出した抗議ハガキの一部を紹介します。氏名は、便宜的にAさん、Bさん…と略します。


 ● 九州電力あての抗議ハガキ

 Aさん…川内原発ストップして下さい。免震重要棟もなく、シビアアクシデント時は放射能大拡散で西日本は大ダメージを受けます。お金よりも未来のために原発ストップして下さい。美しい海と豊かな地を九州の財産にして下さい。

 Bさん…九州電力川内原発の免震重要棟の建設計画を撤回したことに抗議します。東京電力福島第一原発事故で東京電力幹部は免震重要棟がなかったら事故に対処できなかったと言っています。安全より金もうけの姿勢を改め免震重要棟を建設して下さい。

 Cさん…九州電力は、免震重要棟の重要さを、知らなかったんですか。「九州電力」は、放射能を扱う資格はないですね。放射能を出す原発は、やめて下さい。

 Dさん…免震重要棟の建設の撤回なんて、とんでもない。約束違反だ。ふざけるな。これが公益企業のとるべき態度か。東京電力福島第一原発大惨事の時、免震重要棟がいかに役立ったか、東電に教えてもらいなさい。厳重に抗議します。

 Eさん…免震棟も造らず再稼働するのは、やめて下さい。

 Fさん…免震重要棟を造らないとは、恐ろしい事だ。まずは住民の命を守る事だ。再稼働を止めて下さい。

 Gさん…免震棟をしっかり建設して下さい。事故が起こってからでは遅い。

 Hさん…免震重要棟の建設の不履行は責任を免れません。原発は120%の事故防止と対策を施さなくてはならないものです。自覚を促したい。

 ● 原子力規制委員会あての抗議ハガキ

 Iさん…原子力規制委員会がだらしないから、九電が、免震重要棟の建設撤回などを言い出すのだ。約束違反もいいとこだ、なめられているぞ、規制委は。このままいけば、以前の「ダメな保安院」と同じになるよ。規制委は。他の電力会社も、「九電と規制委のやりとり」をみてる。しっかりしなさい。三条委員会なんでしょ。ちゃんと九電に免震重要棟の建設を守らせなかったら、みんな総辞職ものですよ。国民は、規制委・規制庁をみてますよ。

 Jさん…免震重要棟を今さらつくらないとは、いったいぜんたいどういうことなのですか。東電福島第一原発事故で、もし免震重要棟がなかったらたいへんだったことを知らない九電に、再稼働を許した規制庁、規制委員長はどう責任をとるんですか。すぐに稼働を止めさせることが第一です。

 Kさん…川内原発の免震重要棟を作らないという重大なことをスルーさせるのでしょうか。規制委員長の責任は免れないのです。

 Lさん…九州電力が免震重要棟の建設を撤回しました。貴委員会は申請を改めて行うように指導しています。しかし、川内原発再稼働の条件が満たされていないので、まず、再稼働の中止を命令すべきです。

 Mさん…規制委員会は、川内原発が免震重要棟をはぶいたこと−手抜きを認めるのか。間違っています。怒っています。

 Nさん…原発再稼働やめて下さい。川内原発…免震重要棟もなく、建てる予定もないとは。九電は、規制委よりも権力をもっているということを世間に見せていることになりますね。どこから見ても無理のある原発。未来のために全ての再稼働やめて下さい!!

 Oさん…規制委員会がシッカリ指導して下さい。免震重要棟は絶対必要です。事故が起きてからでは遅いのです。

 ※ 関連新聞記事
 ◆ 川内原発「免震棟撤回、根拠を」規制委批判、九電に指示
 九州電力が、川内原発(鹿児島県)が事故を起こした際の対策拠点となる免震重要棟の建設計画を再稼働後に撤回した問題で、原子力規制委員会は26日、計画変更の具体的な根拠を示すよう、九電に指示した。
 この日の会合で、九電は、免震棟を新たに建てるより、現在の代替施設と新設する支援施設を組み合わせた方が「早く安全性を向上できる」と説明した。
 これに対し、規制委の更田豊志(ふけたとよし)委員長代理が「早く向上できるというのに、どれだけ早くなるのか説明がない。(なぜ計画を変えるのか)動機の説明がなく、最も重要な根拠を欠いている」と指摘した。
 他の規制委担当者も「審査の中で、免震棟の地震動も検討した。それが無駄になっている。よく考えてもらいたい」などと指摘。計画変更を申請し直すことも視野に、入念に検討した上で対応するよう求めた。
 九電は、規制委で審査中の玄海原発(佐賀県)でも、今年3月をめどに予定していた免震重要棟の新設計画を見直す考えを明らかにしている。これに対し、佐賀県の山口祥義(よしのり)知事は「災害対応の拠点になる免震棟は重要だ。(九電は)信頼関係を築くためにも、自らやると言ったことはやるべきだ」と苦言を呈し、予定通り新設するよう求めている。
 (1月26日東京新聞夕刊1面より)

 ◆ 約束ほご 九電に不信 規制委「免震棟撤回、根拠を」
   川内・玄海原発 自治体からも批判

 九州電力が、川内原発(鹿児島県)の事故時の重要な対策拠点となる免震重要棟の建設計画を撤回したことに、原子力規制委員会の不信感が強まっている。26日には、計画変更の具体的根拠を示すよう指示。経済性を優先し、新基準による審査で約束した計画を反故にする姿勢に、他の原発を抱える自治体からも批判が広がっている。(後略)
(1月27日東京新聞朝刊27面より抜粋)


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