2016/8/31

処分撤回を求めて(420)  X日の丸・君が代関連ニュース
東京・全国の仲間の皆さんへ。
(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

◆ 憲法違反の再発防止研修に怒りの声―抗議行動の報告

 ◆ 憲法違反の再発防止研修に怒りの声―裁かれるべきは都教委だ!

 8月29日、早朝より3月卒業式で「君が代」斉唱時に起立せず処分されたTSさん(特別支援学校教員、東京「君が代」裁判第四次訴訟原告、人事委員会審理請求人)に対して「所属校研修」という名目でありながら都教職員研修センターに呼び出しての「服務事故再発防止研修」が行われました。
 台風10号の影響で時折雨が降る中、早朝9時過ぎからの抗議・支援行動には被処分者の会の呼びかけに応えて、約60名の人が参加しました。被処分者イジメの再発防止研修に対して該当者と思いを一つにして、大きな怒りのシュプレヒコールと発言が会場前を圧しました。早朝からの行動に参加した皆さんに御礼申し上げます。


 今回の研修は、「所属校研修U」(1回目・6月15日「地方公務員法及び適正な教育課程の実施」及び演習「振り返りシート」、2回目・7月15日「事例問題等の演習」、3回目・8月29日「研修内容の振り返り」 注:カッコ内はテーマ)の3回目でした。
 これまで「所属校研修」は、学校の授業など本人の勤務に配慮して、事前に該当者の希望を聞き日程を調整して、文字通り「所属校」で行われてきました。今年もTSさん以外の該当者(2名)に関しては、これまで通りの「所属校研修」でした。
 ところがTSさんい関しては、これまでのやり方を変更して、一方的に日時を指定し、「所属校研修」を「教職員研修センター」で行うことを本人の「要望書」を無視して強行したのでした。
 まさにTSさんをターゲットにした威嚇・弾圧です。

 ◆ 「転向を強要してはならない。良心をむち打ってはならない。」
 弁護団から、「転向を強要してはならない。良心をむち打ってはならない。」と澤藤弁護士が該当者TSさんの代理人弁護士として申し入れを行い、対応した研修センター総務課長に趣旨を都教育長(中井敬三氏)と都知事(小池百合子氏)に伝えるように要請しました。

 申し入れ全文はブログ「澤藤藤一郎の憲法日誌」に出ています。
   ↓
http://article9.jp/wordpress/

 続いて被処分者の会など4団体が抗議声明、要請書などを総務課長に渡しました。
 しかし、総務課長は、ただただ「本日の研修は予定通り実施します」と繰り返すのみで、まともに答えようとせず、参加者の怒りをかいました。「都民の声を聞く」と言いながら、全く聞かない教育委員会の姿勢を広く知らせて行かねばなりません。

 ◆「日の丸・君が代」強制は戦争への道―再発防止研修は「物言わぬ教師」作りの道具

 再発防止研修抗議行動では、「『日の丸・君が代』強制は戦争への道」であることが語られました。再発防止研修は、従わない教員に「率先垂範」して「君が代」を歌うよう「転向」を強要するシステムであり、抵抗する教員を根絶やしにするために徹底的にイジめ、「見せしめ」にするもので、まさに「もの言わぬ教師」作りの道具です。

 最近、文部省や都教委は「アクティブ・ラーニング」なる言葉をよく用いますが、「日の丸・君が代」強制によって「積極的・活動的に学習する」(アクティブ・ラーニングする)生徒は決して育ちません。「日の丸・君が代」強制は、「お国ために命を投げ出す」子ども作りを狙ったもので、「子どもたちを再び戦場に送らない」決意を新たにする抗議行動となりました。

 ● TSさんに対する再発防止研修はこれで終わらず、9月以降に「センター研修」(2回目)が予定されています。期日が決まり次第、被処分者の会は、抗議・支援行動を呼びかけますので、参加してください。


 ◆ 被処分者の会は下記の抗議声明を発表しましたので長いですが、最後までお読みください。
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 ◎ TSさんの「服務事故再発防止研修」強行に抗議する声明

 本日(8月29日)都教委は、3月の石神井特別支援学校卒業式での「君が代」斉唱時の不起立を理由として懲戒処分(減給10分の1・1月)を受けたTS教諭に対する「服務事故再発防止研修」を強行した。私たちは、憲法に保障された「思想・良心の自由」と「教育の自由」を踏みにじり、「服務事故者」というレッテルを貼り、反省や転向を迫る「再発防止研修」の強行に満身の怒りを込めて抗議するものである。

 同研修は、「繰り返し同一内容の研修を受けさせ、自己の非を認めさせようとするなど、公務員個人の内心の自由に踏み込み、著しい精神的苦痛を与える程度に至るものであれば、そのような研修や研修命令は合理的に許容される範囲を超えるものとして違憲違法の問題を生じる可能性があるといわなければならない」(2004年7月 研修執行停止申立に対する東京地裁決定 須藤典明裁判長)との司法の判断に反して、受講者に思想転向を強要し、「思想・良心の自由」を真っ向から踏みにじるものであり、断じて許すことができない。

 本日の「研修」は、「平成28年度、服務事故再発防止研修の実施について(通知)」(6月2日 教職員研修センター所長伊東哲)に基づく「所属校研修U」(6月15日、7月15日、8月29日の3回)の3回目で、教職員センターに呼び出して受講を強制するものである。従来通り所属校で所属校研修を行っている他の被処分者と異なり、田中さんだけを研修センターに呼び出すなど個人を狙い打ちにした威嚇、弾圧である。

 更に重大なのは、事前に授業・行事などの予定・計画などを一切聞かず、一方的に期日を決め研修センターへ呼び出しての研修を命令していることである。これにより、6月15日、7月15日には、午前中の学校での勤務、子どもたちへの指導を不可能とさせ、授業・担任の仕事に支障を生じさせ、子どもたちへの教育的配慮を欠き、学校の教育活動に問題を生じさせている。実際、田中教諭の研修期日・研修場所の変更の「要望書」を無視して行われた「所属校研修U 第1回」(6月15日)では、石神井特別支援学校小学部3学年で当初予定されていた教育活動に半数の生徒が参加できないなど重大な支障を生じさせた。その責任はあげて都教委にある。

 教員を本来の職場である学校から引きはがし、「不要不急」の研修を課することは、教育活動よりも、違憲・違法な研修を優先するものであり、教育に責任を持つ教育委員会として断じて許されるものではなく、教育行政に対する都民の期待に背くものである。

 受講対象者は、すでに不当にも処分を受け、「思想・良心の自由」を圧迫され、著しい精神的苦痛と経済的損失を与えられている。これに加えて度々行われる「再発防止研修」は、「研修」という名を借りた実質的な二重の処分行為であり、「懲罰・イジメ(精神的・物理的脅迫)」により被処分者に思想転向を強要するものである。

 本日の研修の中止、及び今後に「予定」しているセンター研修の中止を要求する。

 私たちは、決して都教委の「懲罰・弾圧」に屈しない。東京の異常な教育行政を告発し続け、生徒が主人公の学校を取り戻すため、広範な人々と手を携えて、自由で民主的な教育を守り抜く決意である。「日の丸・君が代」強制を断じて許さず、「再発防止研修」強行に抗議し、不当処分撤回まで闘い抜くものである。

2016年8月29日
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団
共同代表 岩木 俊一  星野 直之
   【連絡先】近藤 徹(事務局長) 携帯090-5327−8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
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 ★ 学校に自由と人権を!10・23集会
 憲法を変えさせない! 誰も戦場に送らせない!
 ―「日の丸・君が代」強制反対! 10・23通達撤回!―

 ●集会の日時・場所 2016年10月23日(日)
  13時15分開場 13時30分開会 16時30分終了
  千代田区立日比谷図書文化館(日比谷公園内 日比谷野外音楽堂横)
 ●資料代 500円


 ●集会の主な内容
 講演 「戦争できる国と教育」
    青井未帆さん
(憲法学 学習院大学教授)
 特別報告 「『君が代』訴訟の新しい動きと勝利への展望」
      澤藤統一郎弁護士
(東京「君が代」裁判弁護団副団長)
 特別報告 「思いを語る―18歳選挙権、ヒロシマ、沖縄、憲法」
      東京高校生平和ゼミナール


 ●主催:10・23集会実行委員会(10・23通達関連裁判訴訟団・元訴訟団 14団体)「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会/ 「日の丸・君が代」強制反対・再雇用拒否撤回を求める第2次原告団/東京「再雇用拒否」第3次原告団/東京・教育の自由裁判をすすめる会/ 「日の丸・君が代」強制反対 予防訴訟をひきつぐ会/「君が代」強制解雇裁判をひきつぐ会/ 「君が代」不当処分撤回を求める会(東京教組)/ 「日の丸・君が代」強制に反対し子どもと教育を守る会(都教組八王子支部)/東京都障害児学校教職員組合/東京都障害児学校労働組合/アイム‘89・東京教育労働者組合/都高教有志被処分者連絡会/「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会/河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
 ●連絡先 「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
      〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
      090-5327-8318(近藤 徹)
      被処分者の会HP http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/

 ―賛同人・賛同団体になってください―
 賛同金 個人:1口500円 団体:1口1000円 何口でも結構です。
 振込先 郵便振替 【口座番号】00120−5−599413
 【加入者名】「日の君」10月集会実行委員会


 ●賛同個人・団体は下記に記入の上、このメールへの返信又は携帯電話にて近藤までご連絡ください。
 (当日の置きチラシなど(書籍販売は不可)を希望する場合は、賛同個人・団体になることが必要です。)
 ○ 個人 氏名(         )氏名公表(可・不可)
      賛同金(  )口  連絡先(電話)(        )
 ○ 団体 団体名(         )団体名公表(可・不可)
      賛同金(  )口  連絡先(電話)(        )
      代表者名(        )

 ◆ 粘り強く闘われている「日の丸・君が代」強制反対の裁判の傍聴をお願いします。
   ―お気軽にどうぞ―


 ★ 東京「再雇用拒否」第三次訴訟・控訴審第2回口頭弁論
   (東京高裁第5民事部。2011年再雇用拒否の損害賠償請求、原告3名)
  9月26日(月)
   13時傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
   13時30分開廷
   東京高裁511号 報告集会:場所未定。追って連絡。

 ★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟・第1回証人尋問
   (東京地裁民事11部。2010〜13年処分取消請求、原告14名)
 10月14日(金)
  9時30分傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
  9時55分開廷〜16時30分(入れ替えあり)
  東京地裁103号法廷 内容:原告証人尋問
  報告集会:場所未定。追って連絡。

 ★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟・第2回証人尋問
   (東京地裁民事11部。2010〜13年処分取消請求、原告14名)
 11月11日(金)
  9時30分傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
  9時55分開廷〜16時30分(入れ替えあり)
  東京地裁103号法廷 内容:原告証人尋問
  報告集会:場所未定。追って連絡。



10・23集会案内掲載。
三次訴訟最高裁決定、原告団・弁護団声明掲載。
「お知らせ」、通達関連裁判進行状況等随時更新。
各種判決文、声明文、行動予定、資料等入手可能。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090−5327−8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160−0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(8月27日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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