2016/12/31
アベを倒そう!(193)<稲田防衛大臣の靖国参拝と日本の行方> X日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
▲ 安倍首相は12月27日(日本時間28日)、オバマ米大統領とともに真珠湾を訪問した。この訪問の「意図」について、私はメール(183:12月7日)で次のように述べた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それは、安倍首相の言う「戦後レジームからの脱却」の一環であり、戦後両国のトゲとなった「広島」と「真珠湾」にけりを付けて、<公然たる日米軍事同盟への第一歩>とすることである。
そして、これこそが安倍首相の言う「未来に向けた決意」の中身であろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
安倍首相は訪問は「和解の象徴」で、これにより日米は「希望の同盟」になったと述べたが、その内実はやはり、「戦後両国のトゲとなった「広島」と「真珠湾」にけりを付けて、<公然たる日米軍事同盟への第一歩>とすること」であった。
そのことは、翌日さっそく、稲田防衛大臣が「戦争神社」とも言われる靖国神社に参拝していることに
象徴的に表れている。
そして、安倍首相はこのことについて聞かれると「ノーコメント」とし、アメリカ国務省も、「アメリカは歴史問題には癒やしと和解を促進するアプローチが重要だと強調し続ける」とのコメントを発表しただけである。
今後、トランプの登場でどのように事態が推移していくか予断を許さないが、オバマ政権がロシアに対し、アメリカ大統領選挙中にサイバー攻撃を加えたとしてロシア外交官ら35人を国外追放したことや、トランプが台湾との接近を図り中国との摩擦を強めていることなどから考えると、世界的な矛盾は大国間で一層強まっていると言わざるを得ない。
したがって来年は、それぞれの国内のみならず、世界中の労働者・人民の連帯が一層重要になってくるだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、今年は天皇が生前退位の意向を示し、「天皇制」に関しても新たな動きが出てきた年であった。
年末、たまたま『現代語訳 吾妻鏡』(吉川弘文館)という本を読んでいたら、恥ずかしながら始めて次のようなことを知った。
一つは、頼朝が新しく「守護」や「地頭」を置くときに、文書に『天下草創の時』という言葉を使っていたこと。
この言葉は、北条政子が「承久の乱」にあたり、関東武士たちをまとめるときにも使われ、(頼朝が)「関東を草創して以後、官位といい、俸禄といい、その恩は既に山よりも高く、海よりも深い」などと述べていた。
二つには、「承久の乱」が鎮圧され、北条泰時の軍勢が京都・六波羅に到着した時、次のようなことが述べてあったこと。
「東国武士は畿内・畿外に充満して、戦場から逃れた歩兵を探し出して首を切り、白刃を拭う暇もなかった。・・・武勇を好む西面・北面はたちまち滅び、敵の征伐に功のあった近臣・寵臣は全て捉えられた。悲しむべきことに、八十五代の末世にあたり、天皇の家は絶えようとしている。」
その後、後鳥羽上皇は出雲大浜湊より隠岐に流されるが、その際次のような短歌を歌っていた。
「タラチネノ消(きえ)ヤラデマツ露の身ヲ
風ヨリサキニイカデトハマシ」
皆さん、良いお年を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<日時> 2017年2月5日(日) 13:30 集会開始
<場所> 東京しごとセンター講堂(地下)
<内容> (講演) 北村小夜さん
タイトル:「改めていま『教室から戦争がはじまる』」
(現場から)
・「君が代」起立斉唱に抗う
・都立高校の教育をめぐって
・学校に入り込む自衛隊
・国威発揚の「オリンピック教育」
・道徳の教科化の内容
・戦争体制と治安弾圧 共謀罪新設の狙い他
(行動提起)校門前チラシまきなど
<スローガン>
・10・23通達撤廃! ・「日の丸・君が代」強制・処分反対!
・道徳の教科化反対! ・国威発揚のオリンピック教育反対!
・教育の軍事化を許さない! ・若者を戦場に送るな!
==================
【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
==================
東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
==================
対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
======================
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.web.fc2.com/
▲ 安倍首相は12月27日(日本時間28日)、オバマ米大統領とともに真珠湾を訪問した。この訪問の「意図」について、私はメール(183:12月7日)で次のように述べた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それは、安倍首相の言う「戦後レジームからの脱却」の一環であり、戦後両国のトゲとなった「広島」と「真珠湾」にけりを付けて、<公然たる日米軍事同盟への第一歩>とすることである。
そして、これこそが安倍首相の言う「未来に向けた決意」の中身であろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
安倍首相は訪問は「和解の象徴」で、これにより日米は「希望の同盟」になったと述べたが、その内実はやはり、「戦後両国のトゲとなった「広島」と「真珠湾」にけりを付けて、<公然たる日米軍事同盟への第一歩>とすること」であった。
そのことは、翌日さっそく、稲田防衛大臣が「戦争神社」とも言われる靖国神社に参拝していることに
象徴的に表れている。
そして、安倍首相はこのことについて聞かれると「ノーコメント」とし、アメリカ国務省も、「アメリカは歴史問題には癒やしと和解を促進するアプローチが重要だと強調し続ける」とのコメントを発表しただけである。
今後、トランプの登場でどのように事態が推移していくか予断を許さないが、オバマ政権がロシアに対し、アメリカ大統領選挙中にサイバー攻撃を加えたとしてロシア外交官ら35人を国外追放したことや、トランプが台湾との接近を図り中国との摩擦を強めていることなどから考えると、世界的な矛盾は大国間で一層強まっていると言わざるを得ない。
したがって来年は、それぞれの国内のみならず、世界中の労働者・人民の連帯が一層重要になってくるだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、今年は天皇が生前退位の意向を示し、「天皇制」に関しても新たな動きが出てきた年であった。
年末、たまたま『現代語訳 吾妻鏡』(吉川弘文館)という本を読んでいたら、恥ずかしながら始めて次のようなことを知った。
一つは、頼朝が新しく「守護」や「地頭」を置くときに、文書に『天下草創の時』という言葉を使っていたこと。
この言葉は、北条政子が「承久の乱」にあたり、関東武士たちをまとめるときにも使われ、(頼朝が)「関東を草創して以後、官位といい、俸禄といい、その恩は既に山よりも高く、海よりも深い」などと述べていた。
二つには、「承久の乱」が鎮圧され、北条泰時の軍勢が京都・六波羅に到着した時、次のようなことが述べてあったこと。
「東国武士は畿内・畿外に充満して、戦場から逃れた歩兵を探し出して首を切り、白刃を拭う暇もなかった。・・・武勇を好む西面・北面はたちまち滅び、敵の征伐に功のあった近臣・寵臣は全て捉えられた。悲しむべきことに、八十五代の末世にあたり、天皇の家は絶えようとしている。」
その後、後鳥羽上皇は出雲大浜湊より隠岐に流されるが、その際次のような短歌を歌っていた。
「タラチネノ消(きえ)ヤラデマツ露の身ヲ
風ヨリサキニイカデトハマシ」
皆さん、良いお年を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆ 2107年『2・5総決起集会』のおしらせ ☆
<日時> 2017年2月5日(日) 13:30 集会開始
<場所> 東京しごとセンター講堂(地下)
<内容> (講演) 北村小夜さん
タイトル:「改めていま『教室から戦争がはじまる』」
(現場から)
・「君が代」起立斉唱に抗う
・都立高校の教育をめぐって
・学校に入り込む自衛隊
・国威発揚の「オリンピック教育」
・道徳の教科化の内容
・戦争体制と治安弾圧 共謀罪新設の狙い他
(行動提起)校門前チラシまきなど
<スローガン>
・10・23通達撤廃! ・「日の丸・君が代」強制・処分反対!
・道徳の教科化反対! ・国威発揚のオリンピック教育反対!
・教育の軍事化を許さない! ・若者を戦場に送るな!
==================
【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
==================
東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
==================
対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
======================
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.web.fc2.com/