2017/4/27

処分撤回を求めて(450)  X日の丸・君が代関連ニュース
東京・全国の仲間の皆さんへ。
(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

 ◆ <速報>不当判決に怒り〜東京「再雇用拒否」三次訴訟高裁判決

 ◆ 再雇用拒否を容認し行政に追随する不当な判決
   ―原告らは上告を表明

 本日午後東京高裁で、東京「再雇用拒否」第三次訴訟の判決があった。東京高裁(永野厚郎裁判長)は一審東京地裁判決を踏襲し再雇用について東京都の広範な裁量を認め、一審原告らの控訴を棄却した。

 〈判決主文〉
  1.本件控訴をいずれも棄却する。
  2.控訴費用は控訴人らの負担とする。

 裁判所が「憲法の番人」としての役割を完全に放棄した典型的な行政追随の不当判決だ(怒)。裁判所前で抗議のコールを上げた。


 ● あきらめず最高裁での逆転勝訴をめざして闘う
 東京高裁の不当判決を受けて、控訴人(3名)らは、直ちに最高裁に上告することを表明した。記者会見を終えて報告集会に来た控訴人らは、決してあきらめず最高裁での逆転勝訴をめざして闘う決意を述べた。

 卒業式で「君が代」斉唱時に起立せず「職務命令」違反として処分を受けたのに加えて、同じ理由で退職時に再雇用を拒否するのは余りにも理不尽だと3人の都立学校教員が、2014年1月15日に東京地裁に提訴してから3年3ヶ月余。一審東京地裁で敗訴(2016年4月)しながらも東京高裁に控訴して闘ってきたこれまでの道のりを思うと、怒りを禁じ得ない。

 ● 「結論先にありき」の不当判決
 判決は、「結論先にありき」で控訴人らの主張を斥ける一方、徹頭徹尾都教委の主張のみ採用している。
 「国旗・国歌」を「指導するものとする」とした文科省の学習指導要領を根拠に教育委員会(都教委)が「具体的な命令を発することができる」と判断している。
 同通達により生徒が主人公であるべき卒業式が「日の丸・君が代」が主人公の式に変質してしまったという認識などさらさらない。それどころか学習指導要領の国旗・国歌条項に関して、「これからの国際社会に生きていく国民として、・・・国旗・国歌に対する正しい認識とそれらを尊重する態度を育てることが重要である」と文科省の「解説書」と同じ主張をする。これが裁判所か。まるで文科大臣や安倍首相の「答弁」みたいだ。
 憲法19条(思想・良心の自由)、同20条(信教の自由)、国連自由権規約18条(思想、良心、宗教の自由)、都教委の裁量権・逸脱濫用があるかどうか等の「争点」についてもいずれも控訴人らの主張は「採用できない」とか「理由がない」と述べる一方、都教委の主張をほぼ全面的に採用する典型的な行政追随の判決である。

 ● 「わいせつ、体罰、公金横領」などは採用、不起立は不採用〜社会常識に反する判決
 判決は、「わいせつ、体罰、公金横領」などで停職などの重い処分を受けても採用されている事実を認めつつ、不起立のみを理由として再雇用を拒否されたことを「職務命令違反という重大なる非違行為」という都教委の主張を肯定し、都教委が「広範な裁量権」を有するからと本件採用拒否を容認する。
 「わいせつ、体罰、公金横領」は採用に合理性があるが、不起立者は採用しない、という都教委を徹底的に擁護する。世間の常識なぞ「どこ吹く風」という判決だ。

 ● 不起立を罪人視
 さらに判決文は、卒業式で「大多数が起立する中で、積極的な妨害行為に及ばずとも、一部の教職員が起立しないことは、・・・式典の厳粛さを大きく害する」として控訴人らを非難するのである。
 さらに「・・・公務を円滑に遂行すべきところ、控訴人らは、公然とこれに反する行動をとった」と卒業式で黙って座っていた控訴人らを示威行為をした「罪人」のように論難する。
 都教委、安倍政権などが「躍り上がって喜ぶ」判決だ。「共謀罪」法案が通ったら司法(裁判所)も「権力の手先」となると思わせる。読んでいて怒りがこみ上げてくる。

 ● 「日の丸・君が代」で染め上げる「教育」は「戦争への道」〜負けるわけにはいかない!
 逆転勝訴をめざして頑張る一審原告らを支援しよう。展望はある。
 再雇用二次訴訟(一審原告22名)は、一審東京地裁(2015年5月)、二審東京高裁(2015年12月)は、不起立による職務命令違反を理由とした再雇用拒否が、原告らの「期待権を侵害」し「(都の)裁量権の逸脱濫用で違法」として、東京都に約5370万円の損害賠償を命じ、原告らが勝訴し、東京都が司法の場で断罪された(都側が最高裁に上告受理申立)。

 高裁の判断が分かれたことになり、最高裁の判断が問われる。ここで引くわけにはいかない。保育所、幼稚園から大学まで「日の丸・君が代」で染め上げる「教育」は「戦争への道」だから。「子どもたちを戦場に送らない」ために踏ん張りどころだ。負けるわけにいかない。

 ◆ 卒業式処分〜都教委に抗議の電話・FAXの集中を!→数は力です。
 「都立高校教員2名に対する不当処分に抗議する。5月10日の再発防止研修を中止せよ。」などの内容の電話・FAXをお願いします。
【抗議先】東京都教育庁 新宿区西新宿2−8−1
◎教育庁総務部教育情報課  電話 03-5320-6733 FAX 03-5388-1725
◎教育庁人事部職員課    電話 03-5320-6792 FAX 03-5388-1729
◎教育長          FAX 03-5388-1725
 ◆ 被処分者イジメの再発防止研修を中止せよ! 反省すべきは都教委だ!

 都教委は、処分発令と同時に、当該の都立高校教員に再発防止研修<5月10日(水)>の受講を命令しました。
 再発防止研修は、被処分者にに「反省・転向」を強要する「イジメ」で、「繰り返し同一内容の研修を受けさせ、自己の非を認めさせようとするなど、公務員個人の内心の自由に踏み込み、著しい精神的苦痛を与える程度に至るものであれば、そのような研修や研修命令は合理的に許容される範囲を超えるものとして違憲違法の問題を生じる可能性がある」とした東京地裁決定(2004年7月)にも反しており、私たちは、憲法違反の再発防止研修を直ちに中止するよう求めます。

 都教委の再発防止研修の強行に抗議し、該当者支援行動を展開します(日時は下記の通り)。

 ★ 再発防止研修抗議・該当者支援行動
   都教職員研修センター前(JR・地下鉄水道橋。都立工芸高校隣)
 8時20分行動開始
 8時35分弁護団申し入れ
 8時50分該当者(受講者)入場
 9時〜 研修
 12時30分(予定)研修終了後の該当者激励行動
 主催:被処分者の会

 *相手の挑発に乗らず、整然と行動するよおうご協力ください。


 ◆ 粘り強く闘われている「君が代」四次訴訟判決もお忘れなく!

 ★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟・東京地裁判決
   9月15日(金)

  12時20分原告・支援者弁護士会館集合
  12時30分行進(弁護士会館→裁判所)
  12時40分 傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
  13時10分開廷・判決
  東京地裁527号法廷

 (以上は予定です。詳細は追って連絡。)
 *混雑が予想されますので早めにお出で下さい。入廷できなかった人は裁判所前でお待ちください(旗出しあり)。

 <東京地裁・高裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。


■森友疑惑徹底糾明!
 現代版治安維持法「共謀罪」法案を廃案にしよう!
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090−5327−8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160−0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
 →(注意)現事務所は5月10日で閉鎖します。
被処分者の会HP↓(4月21日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
卒業式処分抗議声明、各種資料、判決文、行動予定等入手可能。
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