2018/8/29

校長から回収命令が出た修学旅行事前学習「おきなわ通信」  ]Vこども危機
 ◆ 沖縄に鈍感な県外 (琉球新報)
   永井 英司 64歳(千葉県市川市 高校教諭)


 6月末、沖縄修学旅行のための学年集会が開かれた。私は学習係として「おきなわ通信」2号と3号を配り話をした。2号は文化、3号は「1995年米兵少女暴行事件」を扱った。
 次の時間に校長から通信3号の回収命令が出た。学年はそれに従った。
 私は校長に抗議に行った。「3号の何が悪いのか」。私の問いに校長「事件が悲惨だ。親からクレームが来ないか心配」と答えた。
 私は過去3校でも同様に使用したがクレームは全くなかったと言うと、校長はならば再配布は構わないと言った。
 しかし、いったん出た回収命令の後、再配布はされなかった
 3号通信の話はタブー視され沈黙の中で1カ月が過ぎ夏休みに入った。


 「はだしのゲン図書館から撤去」事件と同質の本事件であるが、問題は二つ。
 回収という行為の妥当性。二つ目は少女暴行事件は沖縄の平和・基地を考える上で省いていいのか、である。
 平和の犠牲者の立場から、「沖縄」に鈍感になってしまった県外の人の目を覚まさせたい。

『琉球新報』(2018/08/11)


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