2018/9/16
『正論』のフェイク記事、一方『朝日新聞』は提灯記事、 ]平和
◆ <情報>『産経』とその同調者たちによるウソ報道の例
皆さま 高嶋伸欣です
次々とお騒がせしますが、今回は『産経』発行の月刊『正論』が誤報・ヘェイク情報、ヘイト情報の発信源になっているという事例の紹介です。
1 『正論』最新号10月号の巻頭コラム「折節の記」で、国立公文書館が731部隊の隊員3607名の名簿を公開した件について、コラム筆者の元『産経』記者・高山正之氏が、同名簿の公開を求め、同部隊の責任を追及している研究者たちを罵倒する見解を展開しています(添付資料参照)。
2 この名簿公開は、最初に『京都新聞』が報道し、遅れて『毎日新聞』『読売新聞』も全国版で報道。「共同通信」も全国に配信し、『東京新聞』などが掲載しました。
ただし私がチェックした限りでは『朝日新聞』は全く報道していません。
3 ともあれこれだけ広く全国に報道された事実があるのに、上記コラムでは「朝日もその他各紙もまともに相手はしない。せいぜい京都版の隅でお茶をにごしていた」と断定したウソを平然と展開しています。
4 ところが、高山氏が依拠することの多い『産経』(東京本社版)自身が、「共同通信」の配信記事を受けて4月16日朝刊の第2社会面にこの話題の記事を掲載しているのです(添付資料参照)。
しかも同記事は写真付きです。
5 『産経』は同氏が所属していただけでなく、『正論』誌発行の親元でもあるはずなのに、その『産経』の記事の有無についての事実確認もせずに、気に食わない相手を罵倒しているのです。
6 高山氏は「学者ならどんな嘘を繰り返してもいいなんてだれも認めていない。日本の知性の貧困を改めて感じさせる県版ニュースだった」と、しています。
私には、「『産経』同調者の知性の貧困・品性の欠落」をまたも証明した事例のように思えます。
7 『正論』11月号で、高山氏がこの事実誤認を訂正するか、一応注目していますが、最近の同誌の編集姿勢では期待薄です。
8 その点で、偶然ですが『朝日新聞』が『正論』誌の編集はいかにも良心的で、読者の声を大事にしたことで部数を伸ばしたのだ、という大甘の提灯記事を9月5日の朝刊第3面に掲載しています。
9 同記事は、「平成とは」という大型連載の「第3部 うつろう空気」の3回目というものです。
内容は『正論』の編集長を1990年から16年間担当していた大島信三氏の比較的穏やかな編集姿勢と、投書欄を最大50pにまで拡大したことで読者の指示を得たとのはなしを詳しく紹介しているものです。
10 そこには批判の観点は全くありません。これが今の『朝日』の”クレームの来る記事は載せるな!”とデスクに危機管理責任を負わせているとの仕組みの必然の結果ではないかと、私には読めました。
11 なぜなら、『正論』誌の編集方針は、上記の大島氏が退任後に一変し、現在ではヘイトスピーチの元祖とも言うべき高山正之氏の長文コラムを巻頭に掲げ、『WiLL』『HANADA』誌などと、悪口の限りの見出しを付した記事で競い合っているのです。
そうした最新の状況に全く言及していない9月5日の連載記事は、読者に誤った認識を与える”欠陥記事”ではないかと、私には思えます。
12 『朝日』と『産経』系列誌が互いに提灯記事を掲載するときが来るなど、誰が想像したでしょうか。改めて両者の報道には注意が必要と感じている次第です。
* 高山氏の暴論はほかにも多数あります。機会を見てまた紹介します。
また長くなりましたが、ご参考までに。
転載・拡散は自由です
皆さま 高嶋伸欣です
次々とお騒がせしますが、今回は『産経』発行の月刊『正論』が誤報・ヘェイク情報、ヘイト情報の発信源になっているという事例の紹介です。
1 『正論』最新号10月号の巻頭コラム「折節の記」で、国立公文書館が731部隊の隊員3607名の名簿を公開した件について、コラム筆者の元『産経』記者・高山正之氏が、同名簿の公開を求め、同部隊の責任を追及している研究者たちを罵倒する見解を展開しています(添付資料参照)。
2 この名簿公開は、最初に『京都新聞』が報道し、遅れて『毎日新聞』『読売新聞』も全国版で報道。「共同通信」も全国に配信し、『東京新聞』などが掲載しました。
ただし私がチェックした限りでは『朝日新聞』は全く報道していません。
3 ともあれこれだけ広く全国に報道された事実があるのに、上記コラムでは「朝日もその他各紙もまともに相手はしない。せいぜい京都版の隅でお茶をにごしていた」と断定したウソを平然と展開しています。
4 ところが、高山氏が依拠することの多い『産経』(東京本社版)自身が、「共同通信」の配信記事を受けて4月16日朝刊の第2社会面にこの話題の記事を掲載しているのです(添付資料参照)。
しかも同記事は写真付きです。
5 『産経』は同氏が所属していただけでなく、『正論』誌発行の親元でもあるはずなのに、その『産経』の記事の有無についての事実確認もせずに、気に食わない相手を罵倒しているのです。
6 高山氏は「学者ならどんな嘘を繰り返してもいいなんてだれも認めていない。日本の知性の貧困を改めて感じさせる県版ニュースだった」と、しています。
私には、「『産経』同調者の知性の貧困・品性の欠落」をまたも証明した事例のように思えます。
7 『正論』11月号で、高山氏がこの事実誤認を訂正するか、一応注目していますが、最近の同誌の編集姿勢では期待薄です。
8 その点で、偶然ですが『朝日新聞』が『正論』誌の編集はいかにも良心的で、読者の声を大事にしたことで部数を伸ばしたのだ、という大甘の提灯記事を9月5日の朝刊第3面に掲載しています。
9 同記事は、「平成とは」という大型連載の「第3部 うつろう空気」の3回目というものです。
内容は『正論』の編集長を1990年から16年間担当していた大島信三氏の比較的穏やかな編集姿勢と、投書欄を最大50pにまで拡大したことで読者の指示を得たとのはなしを詳しく紹介しているものです。
10 そこには批判の観点は全くありません。これが今の『朝日』の”クレームの来る記事は載せるな!”とデスクに危機管理責任を負わせているとの仕組みの必然の結果ではないかと、私には読めました。
11 なぜなら、『正論』誌の編集方針は、上記の大島氏が退任後に一変し、現在ではヘイトスピーチの元祖とも言うべき高山正之氏の長文コラムを巻頭に掲げ、『WiLL』『HANADA』誌などと、悪口の限りの見出しを付した記事で競い合っているのです。
そうした最新の状況に全く言及していない9月5日の連載記事は、読者に誤った認識を与える”欠陥記事”ではないかと、私には思えます。
12 『朝日』と『産経』系列誌が互いに提灯記事を掲載するときが来るなど、誰が想像したでしょうか。改めて両者の報道には注意が必要と感じている次第です。
* 高山氏の暴論はほかにも多数あります。機会を見てまた紹介します。
また長くなりましたが、ご参考までに。
転載・拡散は自由です






