2018/10/18

「君が代」裁判4次訴訟「私が戦い続ける理由は」  X日の丸・君が代関連ニュース
 ◆ 最高裁要請行動が行われました
   〜個人署名4082筆、団体署名153筆を提出
(『いまこそ』から)


 四次原告団による最高裁に向けた要請署名がスタートしました。組合や市民団体にも配布されています。小さな原告団ではありますが、皆さんの支援を受けながら大きな集会では必ず署名活動を展開、労組・団体回りも始めています。ぜひ署名にご協力ください。
 10月2日には第一回最高裁要請が行われました。定員いっぱいの17名が参加、熱い要請となりました。いっもご支援ありがとうございます。(他に、お2人が外で待っていてくださいました。申し訳ありません)

 ◆ 原告3人が訴え
 最高裁側からは首席書記官補佐の小寺隆志氏が対応。要請の冒頭に個人署名4082筆、団体署名153筆を提出し、加えて「要請文や私たちの意見を書記官、調査官、裁判官に伝えてほしい」と強く要請、その後原告の訴えに移りました。


 まずは、一審二審で減給取消しを勝ち取ったTさん(それを不服として都教委が上告)が次のように切々と訴えました。
 「起立斉唱することで敬意をあらわす姿を児童・生徒に見せることは、教員としての良心が痛むのです。・・私にとって『君が代』斉唱時に起立斉唱することは、決して単なる『慣例上の儀礼的所作』ではありません。上述のように、私の歴史観に照らして、それらの歌や旗に敬意をあらわすことが、平和に生きる権利を否定し民族差別を肯定する行為なのです」。

 次に、減給取消しが確定したのに、直後に不当な再処分(=戒告)を受けたIさんは「(再処分を受けたため)夏のボーナスは勤勉手当が20%カット、約9万円減になりました」と切り出し、「ひどい目にあい続けても、私が諦めず都教委を相手に闘い続ける理由がふたつあります。ひとつは、都立学校では10.23通達以来生徒に対する人権侵害が当たり前のように行われていて、これをどうしても看過できないからです。・・もう一つの理由は、都立学校に自由闊達な教育を取り戻したいからです」と訴えました。

 退職教員のKさんは「教員の内心は、生徒への配慮やケアと直結しています。・・そういう意味で、職務命令はまさに直接的な制約です。『儀礼的な所作だから』と言われますが、学校で一番大切にされるべきは儀礼よりも生徒の心と命です。同時にそれを守る責任を負う教員の倫理です。これは、教育の大義にかかわる問題なのです」と主張しました。

 ◆ 「ノーベル賞受賞の本庶氏も」〜参加者から多くの声が

 参加者からも数多くの意見が出されました。
 「ノーベル賞を受賞した本庶氏も、教科書を疑ってかかれ、自分で考えることが大切、と発言している。強制は教育になじまない」
 「最高裁判決を変更できるのは最高裁だけ。私たちの訴えをしっかり受け止めて」
 「『君が代』裁判の1、2次の判決では、それなりの裁判官の言葉があった。3次ではそれがない。4次ではぜひとも丁寧な審議をお願いしたい」
 「起立することにあまり違和感を持たない人でも、『座席を指定され、チェックされて不起立の場合重い処分が来る』と説明すると『そこまでやると怖いわね』という反応が。教育現場の異常な実態を知ってほしい」
 「職務命令は教育の場にふさわしくない」
 「三権分立は大切。司法は原則を守って」
 等の切実な声が次々と。最後に「この声を裁判官に届けてほしい」と強く要請して終了しました。
 (四次原告加藤良雄)

 ☆ 第2回最高裁要請行動に参加を!
   11月2日(金)
午後4時から(30分程度)
   午後3:45までに最高裁判所西門にお集まりください。


 ※署名用紙は被処分者の会のHPからダンロードできます。一筆でも多くの署名を。

 予防訴訟をひきつぐ会通信『いまこそ 17号』(2018年10月11日)


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