2019/5/21

改元に関する「関係省庁連絡会議申合せ」は、元号表記の原則・前例に反するのではないか  ]平和
 ◆ 「令和元年度」使用問題の続報

 大阪市教委の「令和元年度」使用について問い合わせをし、17日朝の時点で発信した情報を「パワー・トゥー・ザ・ピープル パート2」ブログに載せてもらっています。
https://wind.ap.teacup.com/people/13963.html#readmore
 その後わかったことを報告します。

 ◆ 所属組合(教職員なかまユニオン)からの問い合わせ
 ・教育委員会だけではなく、大阪市全体の判断ですか。もしそうなら、市長部局から教育委員会が受け取った連絡文書を、情報提供ください。
 ・もし教育委員会自身での判断なら、その判断の教育委員会文書を、情報提供ください。
 ・教育委員会から各学校長に「令和元年度」と表記することを通知した文書があれば、情報提供ください。

 ◆ 市教委の組合担当からの情報提供
 ご連絡いただきました、改元に伴う文書事務に関する取扱いの通知文につきまして、2点、情報提供させていただきます。


 1−1(添付1)、
 1−2 市長部局(総務局)から教育委員会が受け取った文書(添付2)
 2 教育委員会から各校園長に通知した文書(添付3)

 ◆ 情報提供についての組合からの問い合わせ
 ○ 大阪市教委・組合担当から添付1・2・3の情報提供がありました。
 ○ 添付1にある担当部局の大阪市・総務局に、市民個人の質問で電話で聞きました。

 ・「大阪市公文書管理規定」第31項に、「年度の表記は、会計年度の表記に準ずる」旨を規定している。
 ・会計年度を「令和」に変える通知は、市の担当の財政局からはまだ来ていないので、現状では各担当部局それぞれの判断に任していて、「令和元年度」も使われているが、総務局で決定はしていない。

 ○ 大阪市・財務局(財務部・総務グループ 06-6208-7711)に電話で聞きました。
 ・今年度予算は既に議会で可決されているので「平成31年度」予算のままだが、今後補正予算案を作成する場合は、「令和元年度」補正予算を使うと決めている。
 ・その根拠は、政府からの4月2日付の府県・政令市への通知文書
 ・ただし、それを受けた大阪市としての通知文書は予定していない。

 ◆ これらのことから分かったこと

 「政府からの4月2日の府県・政令市への通知文書」
 ⇒総務省「『元号を改める政令等について』の発出について」(総務省ホームページにも掲載)
http://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000318.html

 その中に、4月2日付の総務省地域力創造審議官から各都道府県知事・各指定都市市長あて「元号を改める政令等について」⇒送付資料1〜5
  1.元号を改める政令(平成31年政令第143号)
  2.元号の読み方に関する内閣告示
  3.新しい元号「令和」について(内閣総理大臣談話)
  4.改元に伴う元号による年表示の取扱いについて(内閣官房長官発言要旨)
  5.改元に伴う元号による年表示の取扱いについて(関係省庁連絡会議申合せ)

 この「関係省庁連絡会議申合せ」(4月1日)の中の「3.個別事項(2)予算」の中に「国の予算における会計年度の名称については、原則、改元日以降は、当年度全体を通じて、『令和元年度』とし、これに伴い、当年度予算の名称は、各省庁が改元日以降に作成する文書においては『令和元年度予算』と表示するものとする」がある。

 ※大阪市全体として、また、市教委として、年度表記について何らの決定や指示も行っていないが、この市教委の「関係省庁連絡会議申合せ」を根拠に、各部署それぞれで「令和元年度」を使用している状況である。なぜ、「令和元年度」とするかの説明はどこにもなく、表記の原則、前例にも反するのではないかの問いにも、「政府が『令和元年度予算』という名称を用いると決めているから」としか答えられない状況である。

 ※ 本日(2019年5月19日)のツイート

 ◆ 改元に伴う学校年度の表記について市教委からの明確な指示は何もない。4月1日の関係省庁連絡会議で、国の予算における会計年度の名称は5月1日以降原則「令和元年度」とすると申合せたという情報から勝手に忖度し「令和元年度」を使っているということ。学校年度は2019年度で!

 ◆ 「令和」は誰が決めた?安倍さんでしょう!改元の閣議決定にあたって、安倍首相は「悠久の歴史」「日本の国柄」などのことばを使って、本当は、百年にも満たない特殊な国家神道原理主義の時代に決めた一世一元制の元号制度を伝統のように偽装。こんな元号に縛られると世の中を見る目がゆがんでしまう。



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