2019/7/11

D-TaCの泉尾北小学校長への要請について  X日の丸・君が代関連ニュース
 ◆ 憲法違反の「天皇即位を祝う」児童集会を開催した
   泉尾北小学校長への要請について
(D-TaC)


 D-TaCは、人権を尊重した「君が代」指導への転換を訴えて、大阪市立中学校への要請行動を継続していますが、5月8日に「愛国の歌姫」と呼ばれる歌手を呼んで「天皇陛下ご即位記念」児童朝礼を開催した大阪市立泉尾北小学校に対しても、同様の趣旨で面談の設定を要請しました。面談を断られたため、7月4日、小田村直昌校長宛で「内容証明」郵便で、以下の要請書を発送しましたが、この要請書についても受け取りを拒否されました。(要請書は後に掲載)
 市民の声を聞かないと宣言するようなこれらの行為は、公立学校の校長として果たして許されるものでしょうか。
 大阪市教委の見解を問うていきたいと思います。

 【参考】『「天皇陛下ご即位記念」児童朝礼』に対する抗議文(「子どもたちに渡すな!危ない教科書 大阪の会」呼びかけ)
https://blog.goo.ne.jp/text2018/e/d38d0b9db3b732f513ac0f2157615101


 ※ 5月8日の泉尾北小学校『「天皇陛下ご即位記念」児童朝礼』については、
 ◆ 学校ホームページの学校日記5月の5
http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e581216&frame=weblog
 ◆ 山口あやきブログ
https://ameblo.jp/ayaki0416/entry-12459876448.html

 ※ 運動会や終業式・修了式でも「君が代」を歌わせ、「日の丸」の上げ降ろしも子どもたちに行わせる方針であることは、以下動画の6分くらいから
 ◆ 神谷宗幣の番組での小田村直昌校長のインタビュー動画
   国旗、国歌の重要さ【CGS 神谷宗幣 小田村直昌 第131-7回】
https://www.youtube.com/watch?v=fIAFEDXE1ns


◎ 要 請 書

 大阪市立 泉尾北小学校
 校長 小田村 直昌 様
2019年7月4日
D-TaC  (連絡先 )

 前略で失礼します。
 私たちは、大阪市教育委員会による子どもたちへの「君が代」斉唱の強制に反対することを中心に活動している市民団体です。この数年、市教委(指導部)との公式の市民団体協議を重ねてきて、その議事録の最新のものは市のHPに掲載され公表もされています。
 不十分ながらも市教委から得た回答内容を学校現場でこそ子どもたちに指導し保障してほしいと願い、中学校129校中の現在約110校を訪問し、校長と教職員への要請を続けてきました。
https://democracyforteachers.files.wordpress.com/2019/06/kaitou20181127.pdf
 先日、泉尾北小学校のHPを見る機会があり、5月8日の「天皇即位を祝う」全校児童集会の報告記事の内容に驚きました。そして、児童集会のゲスト歌手の山口采希さんのブログには、一層詳しくその報告記事があり、それを読んで仰天しました。
 これは、市教委が私たち市民に回答し公表してきた子どもたちへの指導内容とは全く逆で、「大日本帝国憲法」下で現人神とされた天皇との区別も明確にしないままに「象徴天皇への祝意」と、「君が代」を子どもたちに強制するものになっています。それは、学習指導要領に基づく公立学校の学校行事としては、違法で、絶対に許されないものだと思います。

 私たちはこれまで小学校には数校しか訪問できていませんが、泉尾北小学校についてはぜひ校長に直接お会いし、市教委の公表の回答内容を改めてお伝えし、考えをおききしたいと思って、面談を申し込みました。何回か教頭を通じて電話連絡をしましたが、残念ですが校長は以下の理由で面談を断られています

 「『君が代』の学習指導は、重要な教育課題の一つです。また、あらゆる教育課題について、保護者や校区以外の市民の方とも、要望があれば面談することは校長の責務です。しかし、現在特別の事情として、大阪市の小学校が極端な常勤講師の欠員状態で、本校も今定員1名が欠員で、学校をあげて日常の教育活動に追われていて、校長も時間が取れず、この児童集会の件は後回しにせざるを得ません。今回の児童集会のことで何件か電話がかかってきていることへの対応も重なっていて、夏休みも含めて当面今年度中はお会いできません。」

 吉村前市長の維新市政のために、大阪市の必要な講師数が大量に欠員状態になっている大問題は、私たちももちろん知っていて根本的な解決責任を求めています。しかし当面直ぐに時間がなくても、夏休みに入っても年度末まで会えないというのは不当です。「重要な教育課題の一つ」と言われている「君が代」と「天皇」の学習指導について、公立小学校の校長としての市民への説明責任を放棄されていると受け止めざるを得ません。

 この異常な状態を受けて、私たちは校長の責任で最低限以下のことを実行されるように要請します。

 ○ 要請内容
 本来は市民と面談すべき内容について、直接の子どもへの対応を優先するために当面時間を取る目処が立たないほどの「異常事態」だと言われるのならば、少なくとも面談ができるようになるまでの当面の「危機管理」として、最小限で以下の2つのことを実行してください。
1、泉尾北小HPに掲載されている5月8日全校児童集会報告記事の全文を、一旦直ちに削除してください。
(作業日程も考えて、7月9日(火)午後5:00までにはお願いします。)

2、終業式、始業式、運動会、10月の「即位の礼」講話等の学校行事で、「君が代」斉唱と天皇への祝意を子どもたちに強制することを、絶対にくり返さないでください。
 ○ 付記
 ・校長としての市民への説明責任を放棄されたままで、さらに重ねて上記2点も実行されない場合は、私たちは改めての抗議をせざるを得ません。

 ・面会してお渡ししたかった要請の資料を、7月2日配達記録になっている書留郵便にはとりあえず同封しましたが、受け取りを拒否されて返送されてきました。今回は同封はできませんが、「D-TaC」のHPには掲載しています。

2019/7/11  4:55

投稿者:管理人RK
面会を拒み、要請文の受け取りも拒否するとは、常軌を逸している。
官公署は、そもそも全体の奉仕者であって、主権者の声は「これを受理し誠実に処理」(『請願法第五条』)しなければならない。

『憲法』16条の請願権、『請願法』の規定からして、
小田村校長の対応は、独裁権力者の如くで、公務員失格である。

『日本国憲法』
〔請願権〕第十六条
 何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。

『請願法』(昭和22・3・13・法律13号)
第1条 請願については、別に法律の定める場合を除いては、この法律の定めるところによる。
第2条 請願は、請願者の氏名(法人の場合はその名称)及び住所(住所のない場合は居所)を記載し、文書でこれをしなければならない。
第3条 請願書は、請願の事項を所管する官公署にこれを提出しなければならない。天皇に対する請願書は、内閣にこれを提出しなければならない。
第2項 請願の事項を所管する官公署が明らかでないときは、請願書は、これを内閣に提出することができる。
第4条 請願が誤つて前条に規定する官公署以外の官公署に提出されたときは、その官公署は、請願者に正当な官公署を指示し、又は正当な官公署にその請願書を送付しなければならない。
第5条 この法律に適合する請願は、官公署において、これを受理し誠実に処理しなければならない。
第6条 何人も、請願をしたためにいかなる差別待遇を受けない。
附則 この法律は、日本国憲法施行の日から、これを施行する。

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