2019/7/15

日本の「報道の自由度」は、民主党政権時代は10位台、安倍政権では60位〜70位台  ]平和
  =たんこぶ 第585回 (週刊新社会)=
 ◆ 赤面の毎日
   辛淑玉(シン・スゴ)


 ドイツで生活するようになって以来、日本の編集者から、ドイツで日本はどのように報道されていますか?と、よく聞かれる。
 申し訳ないが、日本研究者以外で日本に関心を持つ人はほとんどいない。その関心というのも、多くはアニメに対するもの。すでに、アジアと言えば中国なのだ。
 時折見られる日本関係報道は批判的なものばかり。
 安倍首相のイラン訪問をはじめ、日本の外交や政治は笑いものでしかないし、縮小する日本経済はオワコン扱いといつていい。
 NHKの岩田明子が「イランは安倍総理の助言を重視」と報道していたが、マジで恥ずかしすぎるのでやめてもらいたい。安倍はトランプのパシリでイランに行き、ハメネイ師から「トランプ氏は意見の交換に値しない」と一蹴されているのだ。


 しかも、アメリカはまたしても、イランがホルムズ海峡でタンカーを攻撃したと脅しをかけている。それにイギリスが懲りずに同調した。
 イラクに「大量破壊兵器」があるとデマを飛ばして無差別殺戮を始めたときと同じ展開だと、多くの人が感じている。
 そう、米英は世界の秩序を乱し続けてきた馬鹿者だという認識なのだ。

 その愚か者に犬のようについていく日本を尊敬する国はない。トランプへの接待だって、笑い話以外で語られることはない。
 その上、原発事故後の被害の隠蔽とくれば、日本大丈夫なのか?と心配されることばかりだ。

 思えぱ、日本の「報道の自由度」は、
   2010年(鳩山政権)11位、
   11年(菅)12位、
   12年(野田)22位、
   13年(安倍)53位、
   14年(安倍)59位、
   15年(安倍)61位、
   16年(安倍)72位、
   17年(安倍)72位、
   18年(安倍)67位
 と、惨憺たる状態だ。

 香港の「逃亡犯条例」反対デモは大々的に報道するマスコミも、自国の反安倍デモは無視し続けている。

 ロシアとの領土問題交渉における大失敗を検証することもない。

 ドイツで政治家が、年金だけでは食べていけないから老後に備えて2000万蓄えろなどと口にしたら間違いなく暴動が起きるだろう。
 しかも、その報告書を選挙対策で無かったことにしようとしたら、その瞬間に政権は終わる。それが民主国家なのだ。

『週刊新社会』(2019年7月2日)


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