2019/10/13

例年にもまして緊張感が漂っていた「関東大震災96周年朝鮮人犠牲者迫悼式典」  X日の丸・君が代関連ニュース
  《東京「君が代」裁判原告団ニュース》から
 ◆ あの悲劇繰り返すな!
   〜関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典に700名が参列


 9月1日は「防災の日」ということで、各学校で防災訓練が行なわれますが、この日は関東大震災の混乱の中、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」「暴動を起こした」などのデマで数千人の朝鮮人、約700人の中国人(官憲の妨害・隠蔽により正確な犠牲者数の把握は不可能)が軍隊・警察・自警団により虐殺された悲劇の歴史を想起すべき日です。
 また震災後のどさくさの中で、近くの亀戸地域の少なくとも10名の社会主義者・労働運動活動家らが、軍隊、官憲により虐殺された事件(亀戸事件)を偲ぶ日でもあります。

 今年も都立横網町公園(両国)の追悼碑前で「関東大震災96周年朝鮮人犠牲者迫悼式典」が行なわれ「あの悲劇繰り返すな」の思いを胸に700名が参列しました。


 近くで右翼ヘイト集団20〜30人が「朝鮮人虐殺はなかった」などと歴史の真実を否定する慰霊祭をしていましたが、大きな混乱はありませんでした。
 今年の追悼式典は例年にもまして緊張感が漂っていました。
 それは、韓国人の元徴用工問題を契機とした安倍政権とそれに追随する一部メディアなどが一体となった異常な韓国バッシング、小池百合子都知事の3年目となる式典への追悼文送付拒否、に危機感と怒りが高まっていたからです。

 この追悼碑は、二度とこのような不幸な歴史を繰り返さないことを願い、震災50周年の1973年に都立公園内敷地に建立されたものです。
 それ以来歴代都知事は例外なくこの式典に追悼文を寄せてきました。
 ところが小池都知事は2017年3月、都議会で札付きの右翼・古賀俊昭都議(自民党)が追悼碑の文言を攻撃し、追悼式辞の発信を再考するよう促したところ「よく考え、精査する」と答弁しました。よく考え、精査した結果追悼文送付を取り止めたのです。
 これにより小池氏は朝鮮の植民地支配と日本軍国主義の侵略戦争を肯定する人物であることが明らかになりました。
 式典の開式の言葉、各界追悼の辞でも小池都知事が追悼文送付を拒んだことへの批判・抗議が共通して語られていました。
 式典の最後には、参列者が長い列を作り、慰霊碑前で順に献花し手を合わせ、追悼しました。
 (被処分者の会事務局 近藤 徹)

『東京「君が代」裁判原告団ニュース 33号』(2019年10月5日)


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