2019/10/27

「学校に自由と人権を!10・20集会」の様子  Y暴走する都教委
 ◆ 「君が代」訴訟教職員が大集会
   都教委に対し「不当処分撤回」第5次訴訟を準備中
(金曜アンテナ)
クリックすると元のサイズで表示します
集会で講演する望月衣塑子記者、撮影・永野厚男

 東京都教育委員会が2003年10月、小中高校・特別支援学校の卒業式等の”君が代”不起立やピアノ不伴奏の教職員延べ483人を懲戒処分にした「10・23通達」発出から16年。現在も裁判闘争を続ける(終結含む)13団体が10月20日、都内で「学校に自由と人権を!10・20集会」を開き、二百数十人(主催者発表。入場し切れなかった人は30人超)が参加した。
 はじめに被処分者の会・近藤徹(とおる)事務局長が「神戸で教員いじめがあるが、君が代強制はいじめ・パワハラ。抵抗するのは教員として当然。今年度中に不当処分撤回5次訴訟提起を準備中だ」と述べた。
 次に『東京新聞』の望月衣塑子(もちづきいそこ)記者「民主主義とは何か〜安倍政権とメディア」と題し講演。


 9月6日の菅義偉(すがよしひで)官房長官記者会見で徴用工問題を追及した望月さんは、菅氏が9月8日のテレビ番組で日韓関係悪化は「全て韓国に責任がある」と述べたと紹介し、「消費増税で景気が悪化している国内の不満を、外国に向けさせようと考えているのでは」と述べた。
 続いて望月さんは、首相官邸報道室による質問妨害(17年8月以降)や記者クラブへの抗議文貼り出し(18年12月28日)について「権力を追及する記者への萎縮(いしゅく)効果を持っている。政府の言う事実を事実だと認識させたいのか」と批判した。
 そして3月14日、記者700人が集った「私たちの知る権利を守る首相官邸前抗議行動」を紹介。「質問妨害を阻んだ。連帯し声を上げよう」と呼びかけた。

 この後、渡辺厚子(あつこ)元都立特別支援学校教諭が、ILO(国際労働機関)とユネスコの合同委員会(CEART)が学校での”君が代”強制問題で日本政府に是正勧告した意義、を語った。
 集会は最後に「都教委の教育破壊を許さず、広範な教職員、保護者…と共に手を携え闘う。子どもたちを再び戦場に送らないために!」などのアピールを採択した。
永野厚男・教育ジャーナリスト

 『週刊金曜日 1254号』(2019年10月25日)



※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ