2019/10/31

「韓国は日本を敵視する政策を改めろ」という評論を載せる朝雲新聞  ]平和
  =立川テント村通信=
 ★ 朝雲レポート(8/1号〜9/19号)


 ★ 8月1日号1面トップは「『海上輪送部隊』新編を準備」。やはり島嶼防衛へ向けての輸送能力向上というのが目的だ。
 中型1隻、小型3隻を導入し、砂浜などにも直接上陸できる平底箱型の船体を持つ。輸送船といっても20ミリ機関砲で武装している。
 また自衛隊は民間船舶を大規模災害時に輸送協力させる協定なども結んできている。この輸送部隊は陸海自衛隊共同で運用するし、自衛隊の海外派兵能力向上にもつながっていく装備ではないか。

 ★ 同号には露軍機や中国機の竹島「領空侵犯」の話も載る。
 各国ではこういう飛行で相手の索敵能力など探る「お試し」をチョイチョイやるようだ。
 領土問題は歴史解釈なども絡み複雑だ。軍事挑発は互いにやめ、粘り強く話し合いや交流を進める中で解決するしかない。


 この問題では2面で夏川明雄「韓国は日本を敵視する政策を改めろ」と書いているが、日本の方がずっと挑発的に見える。

 ★ 8月8日号ではコラム春夏秋冬に笠井亮平という人が、ネットで読んだ話と断りつつも、インド空軍がミラージュ戦闘機にロシア製ミサイルを積んでいるという話を書く。
 古いミラージュに搭載可能なミサイルが廃版になり、すでに運用しているミグやスホーイ戦闘機のミサイルを転用したらしいのだ。ロシアもフランスも協力してくれないのでイスラエルの防衛産業の助力を得たという。
 一見荒唐無稽だが、米国の言いなりで高価なガラクタかも知れない兵器を買い続ける日本より柔軟・現実対応姿勢なのかも。

 ★ 同号はF35A飛行再開や米国で訓練中の睦自オスプレイの写真も載る。F35Aはこの時点では夜間訓練は当面行わずとしているが、なし崩しにその後再開している。

 ★ 8月15日号は「春夏秋冬」で慶応大教授・菊沢研宗が大学教授とも思えぬ珍妙な論法を太平洋戦争敗北について展開。
 日露戦争以来の白兵突撃戦や大艦巨砲主義を転換するとあまりにコストがかかりすぎるので、放棄しない方が合理的だった可能性があるというのだ。
 「非論理性より合理的で論理的思考こそ人間を失敗に導くのでは」は無茶苦茶すぎる。「論理には人間性が欠けている」というが、これも変だ。
 戦争と軍隊にこそ人間性がないよね。

 ★ 8月29日号はGSOMlA破棄問題が1面。
 解説にあるが日本がこうした協定を結ぶのは米英など6力国+NATOの1機関
 韓国は米露など30力国と結ぶ。
 軍事情報保護協定そのものが地域の安全を危うくするとは思うが、韓国がロシアとも結ぶというのは意外な幅広さ。日本の軍事は恐ろしく狭い枠内の中にいてコントロールされているように思う。
 なお米国60力国以上と結ぶ。

 ★ 9月5日号は「防衛費過去最大5兆3223億円」の題字がデカデカと踊る。
 空自「宇宙作戦隊」陸自「サイバー部隊」の見出しもある。ほとんどSF映画の世界の戦争を見るような思いだ。
 なおF2後継機については自国主導での国際協力での開発という方向だが、概略すら未定のままなので「事項要求」だけ。どうしても自国軍産を育てたいのだろうか。

 ★ 9月12日号はコラム「朝雲寸言」にトイレの話が載るが、なかなか面白い。
 ハイテクの洗浄トイレはきれいで外国人も驚くが、家電の一種だから停電では洗浄機能が使えなくなる
 超高層ビルでも大規模震災で長期間の停電になった場合、トイレをどうするかが問題になっているという。
 そう言えば長く続く台風10号による千葉の停電では基地局が停電で機能停止したため携帯電話は使えなくなったが、電話線を通じて電気が供給される公衆電話が頼みの綱になったそうだ。
 災害に対する強さと逆方向に文明は進化しているのかも知れない。

 ★ 9月19日号では6面に「ガールズトークで自衛隊の魅力発信」と旭川での女性限定イベントが載る。
 隊員公募のための催しだが、全体としても女性自衛官関連の記事が増えている。
 立川駐屯地でも女性自衛官が重い89式小銃を抱えて警衛に立つことが多くなった。未来の戦争では女性は主力なのか?

『立川テント村通信』(2019年10月1日)


※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ