2020/1/13

根津公子の都教委傍聴記(2020年1月9日)  Y暴走する都教委
 公開議題は「都教委児童・生徒等表彰について」の1件のみ。
 非公開議題は懲戒処分の議案3件・報告。
 「表彰」について以下、報告します。

 ◆ 子どもたちの神社での活動を
   「伝統・文化の継承活動」とするのは憲法違反
(レイバーネット日本)


 今年の表彰対象者(個人、複複数人の組、団体)は225件。内訳は、
   @「地道な活動を継続的に行い、他の児童・生徒等の範となる者」が33件
   A「当該児童・生徒が行った活動が契機となり、その効果が波及し、他の児童・生徒等の具体的な行動や取組によい影響を与えた者」が23件
   B「環境美化活動や福祉活動、伝統・文化の継承活動、子供会等、地域における活動を継続的に実践した者」が22件
   C「スポーツ・文化活動において著しい成果を上げた者」が140件
   D「人命救助又はこれに類する行為を行った者」が8件


 活動事例として紹介されたうちのいくつかをあげると、
   @では「将来の地域防災の担い手として、奉仕活動などに係属して取り組む姿が他の範」(小学校)
   Aでは「ラグビーワールドカップの交流活動等(おもてなし等)に取り組む姿が、他の生徒や市内全体に波及」(中学校)
   Bでは、「児童会の呼びかけで、多くの児童が神社等の清掃を行い、地域の環境美化活動に貢献」(小学校)、「自治会役員と連携して、地域の神社祭りや自治会行事等に参加し伝統文化の継承に貢献」(中学校)
   Cでは、「高松宮賜牌第52回全国高等学校アーチェリー選手権大会女子個人戦優勝」(高校)、「令和元年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会文部科学大臣賞」(中等教育学校)
   Dでは「自転車の籠が燃えていることを発見し、父親に119番通報を要請、初期消火活動を実施」(小学校)

 表彰式は2月9日に行うとのこと

 報告に対して教育委員からは、「日の当たらない地道な活動に光を与えてほしい」「来年度はオリ・パラボランティア活動等で表彰対象者が増えるだろう。表彰人数は柔軟に」「表彰式を盛大に」など、一人一言の発言があったが、表彰自体や表彰基準等について問題視する発言は皆無だった。

 「教職員表彰」も「児童・生徒等表彰」も、都教委方針に沿った行為が表彰対象なのだ。
 神社での活動「思想良心の自由」「信教の自由」の侵害に当たるにもかかわらず、都教委や教育委員はそうしたことに気づかないのか。気づいても「神社=伝統文化」の思考をこうした機会を使って子どもたちに振りまこうとしているのか、と思う。
 「上」から認められることを誇りとする、表彰自体を廃止したいものだ。

 次回定例会は1月30日と告げられて、だったら表彰の件一つで定例会を開催する必要はなかったのではないかと思った。

『レイバーネット日本』(2020-01-10)
http://www.labornetjp.org/news/2020/0109nedu



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