2020/3/13

『朝雲』海自の中東派遣がトップ。武器使用できるのは日本籍の船舶への攻撃のみ。  ]平和
  =立川テント村通信=
 ◆ 朝雲レポート(11/28号〜1/9号)


 ★ この号はさすがに「GSOMlA失効回避」が1面トップ。最近TVで見なくなった志方俊之(元北部方面総監)のコメントを掲載。「韓国の外交のやり方には疑問を覚える」「本来なら『協定を継続しましょう』というのが筋だが、自国が置かれた立場を顧みず」(いつでも終了できるとする韓国の立場には)「首をかしげる」とのこと。上から目線は変わらない(11/28号)。

 ★ 日印初の外務・防衛相協議。11月30日、ニューデリーで開かれ、初となる日本での戦闘機共同訓練を開催することになった。物品役務相互提供協定(ACSA)を早期に締結するという共同声明も発表された。防衛白書は、これまで米以外の同盟国として豪、韓、印、アセアンの順番で紹介していたが、昨年は、印が2番、韓国が4番になった。インド・太平洋戦略を進める自衛隊。ますます印との協力が強まるだろう。要注目(12/5)。


 ★ 「FTC敗れる」「39戦闘団快挙」。一つの面全部を使って何事かと思うが、FTCとは富士訓練センターのこと。39戦闘団とは、東北方面隊第9師団隷下の第39普通科連隊を基幹に編成された戦闘団。戦闘団とは特定の目的のために特別に編成された部隊のこと。20年間無敗を誇ったFTCの評価支援隊が訓練で負けたのだという。FTCでは全国の部隊が模擬戦闘を行い、訓練の評価を受けに来る。「陸上自衛隊の隊史にも燦然と残るであろう」などと取り上げているが、部外者にはどうでもいいことだ(12/5)。

 ★ 初の女性イージス艦艦長。護衛艦「みょうこう」艦長に女性一佐が着任。「一佐は一般大学在学中」テレビで湾岸戦争に接し、『世界では戦争しているのに、自分は平和な国で不自由なく生活している』と違和感を覚え、防大受験を決意」したという。その違和感がなぜ防大受験につながるのか、まったく理解できない(12/12〜1/2)。

 ★ 新たな小銃と拳銃が決定。12月6日、防衛省は、新小銃豊和工業製の「HOWA5・56」拳銃独ヘッケラー&コッホ社製の「SFP9」を選定したと発表した。2021年から順次、部隊に配備される予定。小銃はいまの89式小銃よりもゴツゴツした感じでかなリイカツい。昨年から立川でも正門で隊員が小銃を持つようになったが、これを持つようになるのか。恐ろしい(12/19)。

 ★ 「春夏秋冬」で小原凡司(笹川平和財団上席研究員)が「日韓関係−大国の思惑」と題して執筆。いわく、反日を強める韓国を中国も支持していない。「中国は、日米同盟が機能する限り、米国が孤立することはないと考えている。だからこそ、日本に米国からの距離を取らせたいのだ。…韓国を支持して日本が反発し、米国との協力をより強化してしまったら、中国にとって本末転倒の結果になってしまう」米中は「政治戦の中で」「冷徹な計算をしている」という。韓国蔑視、日本と日米同盟の過大評価、あたかも米中が日本を取り合っているかのような幻想日本ナルシストにこそ「冷徹な計算」が必要だ(1/2)。

 ★ 昨年末に閣議決定された、海自の中東派遣がトップ。海上警備行動が発令された場合武器使用できるのは日本籍の船舶への攻撃のみ。日本企業が運行する外国籍船への攻撃には「攻撃主体に対して大音響による警告、呼び掛けや近接、接触しない進路妨害など、実力行使を伴わない限定的な対処にとどめる方針だ」と報じている。進路を妨害する行為は「公海自由の原則」に反するのではないか。(1/9)。

 ★ 朝雲寸言から二つ紹介。一つ目。「防諜体制を他の先進国並みにし『スパイ天国・日本』という汚名を返上することは(憲法改正や)自衛官の待遇を抜本的に改めることとともに、戦後日本の安全保障の『三大宿題』と言ってよい」などといってスパイ防止法の必要性を説いている(11/28)。
 二つ目。「日本の『改元の翌年』にその後の大動乱の引き金になる重大事件が起きている」という。いわく1913年・大正2年、バルカン戦争が勃発。翌年、第1次世界大戦へといたる。1927年・昭和2年、昭和金融恐慌が起き、その後の世界恐慌が発生。1990年・平成2年,バルト3国が独立、翌年ソ連が解体したそうだ。
 明らかに昭和の例は無理がある。そんなに天皇に時間を支配されたいのか。なんとも、いかがわしい説だ。(1/2)。

『立川反戦テント村通信』(2020/2/1)


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