2020/3/17

討論集会「天皇のいない民主主義を語ろう」  ]平和
  《立川テント村通信から》
 ◆ おわてんねっと解散討論集会
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 2月23日は「代替わり」後はじめての「天皇誕生日」。皇居での一般参賀はコロナウイルスの影響で中止になったが、おわてんねっとは予定どおり解散集会をひらいた。
 この日の解散集会は「天皇のいない民主主義を語ろう」というタイトルでの討論集会。デモがあるわけでもないのに、新橋の会場周囲には2時間以上まえから街宣車が俳徊し、君が代が響き渡るというものものしい雰囲気。

 集会でははじめ、4つのテーマで日本の民主主義にどのように天皇制が組み込まれているかを発題。
 @ 「任命権者」としての天皇制国家公務員法では、国家公務員の「任命」は上級職員がすることになっている。ところが、内閣総理大臣と最高裁長官だけは、天皇が任命すると憲法で規定してある。三権の長の「上」の天皇。これは果たして「非政治的」なことと言えるのか。


 A 憲法にない天皇の「仕事」−いわゆる「公的行為」−の拡大に前天皇明仁は執着した。とりわけ東日本大震災後のビデオメッセージの影響は大きく「危機」と「救済」の切迫のなかで、これ以降「公的行為」に対する批判意見はほとんどなくなった。

 B 日本国憲法体制=天皇制民主主義は、旧植民地出身者(朝鮮人・台湾人など)を排除して始まった。憲法発布の前日に昭和天皇がだした最後の「勅令」で、かれらは「外国人」とされた。多文化・多民族国家として戦後日本が再出発する可能性を象徴天皇制は閉ざしたといえる。

 C 第2次大戦後の米国と日本の支配層の合作といえる象徴天皇制。
 米側の意図は、大日本帝国のアジアでの権益をいかに引き継ぐかというもの。
 日本の意図は、アジアへの加害の責任追及を米国にいかに緩和してもらうかということ。
 冷戦体制下の反共政策の中心に天皇制はあった。

 討輪では、実にいろいろな意見があつた。
 発題に即した意見では、朝鮮人排除の問題と、安保体制と天皇制の関係についての意見が多かったと思う。
 ツイッターでしか知らなかった人が、わざわざ広島から来てくれたり、この間天皇制反対で知り合った仲間はずいぶん多いなあ、と思った。
 この日の参加も百名を軽くこえた。おわてんねっとはなかなか楽しい運動だった。

『立川テント村通信 505号』(2020年3月1日)


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