2020/8/3

第10回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会:大阪からの報告(3)  ]Vこども危機
  《7.24集会 大阪からの発言》
 ◆ 私が仕事をやめた理由
   元大阪市立小学校教員 O.N


 ○ オルタナティブ教育を知り、公立校との違いが見える化してきた。
 ○ 自由がない、主体性といいながら主体性を潰す指導

 これは、ある年の林間学校で目の当たりにした光景の話。その時の林問の活動目標には「主体的に動く」というものがあげられていた。
 「自分たちで考えて動きなさい」そう指示されていたので、子どもたちは自分で考え行動していた。
 ところが、2日目の朝、集合場所に教職員が待っていた。何も声をかけずただ待っていた。
 子どもたち全員が集まった。朝の会が始まると思いきや、学年主任が出てくるなり、いきなり子どもたちへ向かって“お怒り”の指導が入った。
 「集合時間よりも来るのが早すぎます!!」、
 「もうちょっと考えて動きなさい!!」
 これには驚いた!!笑
 「主体的に」とはどういうことなのだろうか……めちゃくちゃ主体的に子どもたちは動いていたじゃないか!!


 学習指導要領では「主体的に」と表現され始めたが、それよりも現場では、大人の「これが当たり前」という、今回で言うと「集合時間の5分前が正常」「それよりも早く来るのは非常識だ」という大人の常識が幅を利かしている
 それを覆さない限り主体性なんて生まれないな、と思った。

 そして、その林間で子どもたちから生の声を聞いた。
 「先生たち、自分たちで考えて動きなさいって言うけど、考えて動いたら怒るやん」と。
 子どもの言うとおり、大人は言ってることとやってることが矛盾している。こんな教育にわたしは何も言えなかった。

 ○ 大人も子どもも学校が苦しい場所と感じてきた

 保健室では教室にいるのが苦しくなった子どもや、いろんな理由でしんどいと訴えてくる子どもを見てきた。
 しかし、苦しんでいるのは子どもたちだけじゃなかった。
 教師も、業務の多忙や保護者の対応、子どもたち一人一人とゆっくり向き合う時間の確保が取れなくて嘆いていた。

 「本当はゆっくり昔みたいに子どもたち一人一人に向き合ってやりたい…」何十年も先輩教諭の小さな心の叫びにはすごい重みを感じた。
 若手教員「余計な仕事が多すぎると思う!!」と現場を少しずつ知っていくにつれ、子どもたちとき合う時間よりも、成績の付け方やいろんなことに時間をかけないといけない担任業に、大事なことを見失っている、とぼやいていた。

 多くの教員たちも何かしらの不自由さに気づいてる人もいるが、大きな声を挙げられないのが現場で、大きな声をあげても何も変わらないのが現揚で…

 −−−現場を見てきて感じたこと、これから必要だと思うこと−−−
 今、大きな組織を変えることは難しいけれど、一人一人の意識を少しずつ変えていく活動を目指している。



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