2020/8/5

遂にアベノマスクを捨てても、国会を開かず、緊急事態を深めて改憲のチャンスを握る作戦か  ]平和
 ◆ 油断大敵 (東京新聞【本音のコラム】)
鎌田 慧(かまたさとし・ルポライター)

 安倍首相、ついにアベノマスクを投げ捨て新たな装いのマスクで登場した。
 すべての閣僚が放棄してもひとり孤塁を守ってアベノマスク、おそらく任期いっぱいアベノマスクで職責を全うするだろうと安心していた。まさか、それが裏切られるとは。

 しかし、大きなお顔にちいさなマスクはいかにも危うい感じで、大丈夫かな、どこにいるのかわからないウイルスに遭遇しないのかな、との不安もあった。
 自分たちだけが目元まで覆う大きなマスクをかけているのが申しわけなかった。「責任は自分にある」というのが口癖の首相の責任感、と感じ入っていたのだが、あえなく挫折した。
 たかがマスクにこだわっているとモリカケ、サクラ、黒川、さらに感染者が全国化しているのに逆ばりのGoToトラベルの責任追及がおろそかになる。


 特に危険なのは中小企業救済の持続化給付金
 七百六十九億円の支給業務を電通に丸投げ契約、改めて電通との関係が明らかになった。
 電通へ支払っている政府広報金は年間予算のほぼ半分の四十億円以上。
 改憲の国民投票が始まると電通中心に圧倒的な改憲宣伝がはじめられる。

 この危機的状況でも国会を開かず、むしろ緊急事態を深めて改憲のチャンスを握る作戦か。
 「来年九月までの任期切れまでに改憲を成し遂げたい」といまなお主張している。

『東京新聞』(2020年8月4日【本音のコラム】)



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