2020/8/5

第10回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会:大阪からの報告(4)  ]Vこども危機
第10回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会にご参集の皆様へ
◆ 大阪維新の会による大阪府中学生統一テスト「チャレンジテスト」やめて
2020.7.24
子どもをテストで追いつめるな!市民の会 志水博子

 大阪には、全国で唯一、教職員に「君が代」を起立して歌えという前代未聞の「君が代」条例があります。そして3度の「不起立」で免職を迫る、憲法違反の処分条例すなわち職員基本条例があります。

 これらの条例のもと、大阪の教職員は、どれほど理不尽な教育施策であっても、上意下達の管理統制支配シス子ムから逃れられず声を上げられない状況に置かれているように思えます。
 大阪維新の会による教育政策は、過度な競争と格差肯定どころか格差拡大施策により、子どもをテストの点数で分断し、学校潰しにより地域をも破壊するものです。その最たるものが大阪府中学生統一テスト「チャレンジテスト」と言えます。


◆ 「チャレンジテスト」−−−何が問題なのか?!

 ・全国で唯一、生徒の統一テストの結果を使い、学校を“格付け”し、内申5段階の分配率を決定する点。教員のつける評価が信用できないからと言い、生徒のテスト結果を使うのはお門違いであり許されない。

 ・学校がつけた内申に行政が介入する点。これは文科省の方針にも違反する。本来、評価は教員の重要な仕事であるが、それを行政が侵害している。

 ・学校の受験者平均と府全体の平均を比べて、各校の「評定平均の範囲」を指示するため、テストを巡って軋轢が生じる点。例えば、生徒間でも「受けるな」「受けない方がいいかも」等、忖度、いじめや人権侵害が起こる

 ・社会経済的背景が厳しい生徒が入試で不利になる可能性がある点。別紙濱元伸彦さんの資料参照のこと。

 ・他、子どもの序列化、子どもをデータ化する点等々・・・

 大阪府教育委貝会は、私たちの要求にしたがって5月1日「中3チャレンジテスト」中止を決定しました。
 しかし、その後の教育庁の対応は、コロナ危機における学校や生徒の状況を顧みるとはとても思えないものでした。
 現在、私たちが大阪府教育委員会に求めていることは下記3点です。
 ○中3チャレンジテスト中止に伴う中2チャレンジテスト結果代替使用の中止

 ○2021年1月13日に実施するとしている中1・2生チャレンジテストの中止

 ○廃止も含めてチャレンジテスト制度の抜本的見直し

 2020年7月7日
 大阪府教育委員会
 教育長 酒井隆行 様
子どもをテストで追いつめるな!市民の会

中2チャレンジテストを学校の“格付け”決定に使用することを撤回してください
◎ 抗議と撤回要求書

 貴委員会は、6月19日教育委員会会議において、今年度中3チャレンジデストの中止に伴い、来年度入学者選抜における調査書評定の確認方法として、「今年度に限り、中学3年の調査書評定を以下のように確認する」と決定されました。
 「中2チャレンジテスト(5教科)の結果と府全体の評定平均により各校の「評定平均の目安」を求め、これに±0.5を加え「評定平均の範囲」とする。府教育委員会は、各中学校の調査書評定の平均値が「評定平均の範囲」に収まっていることを確認する。」
 しかし、2019年度中学生チャレンジテスト(1・2年生)実施にあたってのリーフレットには一切そのような説明はなく、また、今回の決定にあたって生徒・保護者、また学校現場の意見を聴取されたとも聞き及びません
 これは、重大な違反行為です。
 貴委員会が規定されている「大阪府公立高等学校入学者融調査晋評定の府内統一ルール(1・2年生)」を、貴委員会ご自身が破られたわけです。そして、それを“独自の判断”と称され正当化されましたが、ここに強く抗議します。

 それに、過去のデータとの比較分析により中3チャレンジテストの代替として中2チャレンジテスト結果を使用できるならば、そもそも中3チャレンジデストを実施する必要はないことになります。
 何より、たんに「データ」として活用できるという判断のみで決定されたことについて、それは教育の主体であるはずの生徒不在の決定であり、子どもの権利を侵害するものです。
 チャレンジテストの目的が、学力の向上を謳いながら、その実は各校の「評定平均の目安」を求めるため、すなわち学校の“格付け”のために行われたことの証左とも言えます。

 実際に中学でどのようなことが起こっているか、ご存知ですか。
 ある中学では、評定平均の範囲の上限が4.85です。おそらくより高い数字の中学も存在するのではないでしょうか。すると、5教科の評定が3年生全員がオール5になります。
 このような決定を到底認めることはできません。即時に撤回してください。
 弊会は5月8日、今年度の中1・2チャレンジテスト中止と、学校の“格付け”を行うチャレンジテスト制度の廃止も含めた抜本的制度改革を員委員会に要望していますが、いまだ何の進展もありません。
 速やかに協議に向けご尽力いただきますようお願いします。


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