2021/8/4

第11回「日の丸・君が代」問題等 全国学習・交流集会 報告資料〔全国@ 宮城〕  X日の丸・君が代関連ニュース
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土屋 聡(小学校教員・宮城県)

 昨年夏、若い教員の相談に乗っていたときのこと。
 落ち着かない子どもたち。協力的でない保護者たち。どんなことを、どこまでやればいいか。
 そんな会話の中で私が「まぁ〜小学校って、サービス業じゃないからね」と言ったときのこと。「えっ! サービスじゃないんですか?」

 学校教育は、もうだめなのか。学校は、どんな場なのか。何が大切で、何が大切ではないのか
 かつてなんとなくあたりまえだったことは、時間と共に変わる。それは困ったことばかりではない。
 ただし、大切にされるべきことが何かということは、常に確かめ続けられなければならない。

 たとえば。なぜ義務教育なのか。なぜことばを学習するのか。なぜ図画工作が教科になっているのか。なぜ教科書が無償なのか。


 学校のことに留まらない。
 なぜ戦争はいけないのか。なぜ差別してはいけないのか。なぜ民主主義が必要なのか。なぜ人は助け合うのか。

 大切にされるべきこと。それらは、常に粗末にされる危機にある。
 様々な言い訳と言い包めで、こっそりとときに堂々と抹殺されるピンチに、常にある。
 私たちは護らなければならない。そして、護ることを繋いでいかなければならない。それが、できているか。自問する。

 宮城県の公立小学校で仕事をしている。
 課題は山積している。新たな課題に気付くことが増えている。また、かつて課題だったことをなんてことなく越えてしまった状況に驚くこともある。

 本日ここには、「日の丸・君が代」を強制する権力と、その横暴に目を伏せていた周囲の人々に、孤立させられない仲間が集っている。
 幾多の壁をどのように越えるか。
 そして人間の歴史(つまづきの歴史、かちとった歴史…)をどのように繋いでいくか。
 知恵を持ち寄りたい。勇気を大きく灯したい。

 たとえとても大切なことでも、これまでと同じ言葉で同じように投げかけることを繰り返すだけでは、届かないかもしれない。
 嘆くだけでは進まないから、ありとあらゆる手段と手立てで、責任放棄しない私たちでありたいと思う。
 学校をあきらめない取り組みを、ますます大らかに朗らかに、軽やかにしなやかに、そして賑やかに広げていきたい。
つちやさとし

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