2008/11/30

学校現場の現代版「御真影」  Y暴走する都教委
 ◆ 学校現場の現代版「御真影」に45万円の税金

 東京都教育委員会出身の校長主導で、学校の全普通教室に掲揚している現代版“御真影”に、四五万円近い税金が投じられていることが明らかになった。
 二〇〇七年四月新設の都立永福学園特別支援学校は、都教委指導部主任指導主事出身の小林進校長の決定で、「誠心誠意」という校訓や都旗(シンボル旗)と一緒に“日の丸”旗を入れたプレートを、全普通教室正面の壁に常時掲示している。
 これに疑問を持つ都民が、税金の使途を明らかにするよう求めた情報開示請求に、都教委は今年一〇月下旬と一一月上旬、契約書等を開示した。

 契約先の富士製旗株式会社(千代田区)との契約書(〇七年二月と三月)によると、「透明アクリル板と化粧ビス、三〇教室分の購入費が一般需用費で三五万一五四〇円」「取り付け工事費が役務費で九万三〇〇円」(いずれも税込)で、*計四四万一八四〇円もの税金が投じられている。
 同校の開設準備室のあった都立光明特別支援学校経営企画室が示した仕様書は、「アクリル板が縦20センチ、横90センチ。ビス6箇所」と明記し“日の丸”旗については「縦・横の長さは、本物の旗と比率を合わせる(日の丸の大きさも比率を合わせる)」と細かく指定している。

 保護者の一人は、「民主党の門脇文良都議は、今年九月二九日の都議会文教委で、


『企業に入れば国旗と社旗と安全旗がセットで掲げられている。教室に国旗等が常時あるのは、軽度の知的障害のある生徒たちが就労したときビックリしない、校長の配慮だ』などと絶賛。小林校長も開校時、『今まで通りの養護学校ではダメという認識のもと、学校ではなく疑似会社にしよう、とやっている。職業人として当たり前に持っておくべき態度を身につけさせたい』と述べ、企業と国家への忠誠心を教え込もうとしているのではないか」と警戒している。
永野厚男・教育ライター


『週刊金曜日』(728号 2008/11/21【金曜アンテナ】)
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=406
タグ: 再雇用廃止


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