2009/2/28

ワタミ郁文館 英検偽装  
 ● 英検解答 ● 生徒に示唆
 前校長ら事前に問題開封 文京・郁文館


 東京都文京区の私立郁文館中学・高校が会場となった二〇〇二年度までの「実用英語技能検定」(英検)で、同校の英語教諭三人が複数回にわたり、試験問題を事前に開封した上、受験する同校生に解答をほのめかしていたことが二十七日、分かった。三人の中には当時、英語教諭だった堀切一徳前校長(48)=二十六日付で辞任=も含まれている。

 堀切前校長は、学校側に「生徒に達成感を得させるためだった」と釈明。英検を運営する日本英語検定協会(新宿区)は「週明けにも学校側に事実関係を確認し、会場指定取り消しなど対応を考える」としている。
 同協会によると、英検二−五級の試験では、十人以上の生徒が受験する学校や塾を試験会場に指定するケースがあり、通常、試験問題は二日前までに送付されるという。

 同校によると、堀切前校長らは、問題を事前に確認した後、解答となる単語や熟語を書かせるプリントを配り、対策講座の名目で指導をしていた。
 同校を経営する学校法人「郁文館夢学園」の理事長は〇三年三月以降、居酒屋チェーン「ワタミ」の社長で政府の教育再生会議の委員だった渡辺美樹氏が務めている。


 『東京新聞』(2009年2月28日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009022802000052.html


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