2009/6/3

フランスでは公務員の政治的表現活動は権利!  ]平和
 ◆ フランスでは公務員の政治的表現活動は権利!
 〜晴山一穂教授(専修大学大学院法務研究科)5月13日 控訴審第9回公判で証言


 社会保険庁職員の堀越明男さんの控訴審第9回公判が13日、東京高裁で開かれました。弁護側証人尋問で、晴山一穂教授(専修大学大学院法務研究科)が、フランスにおける公務員の政治活動に対する法的規制について、同国の公務員法制や裁判事例を詳しく示しながら証言しました。

 春山教授は、フランスでの法規制は、官吏の政治活動が権利として保証されており、官吏の政治活動を正面から制限する法律など存在しないこと、フランスでは堀越さんが行ったようなビラ配布行為は一市民として職務時間外に行った正当なものであり、刑事罰を与えることは全く問題にならず懲戒処分にも当たらないと証言。

 裁判官の交替に伴う更新弁論も行われ、鈴木亜英弁護士が陳述。昨年10月に出された国連人権規約委員会の勧告が、国公法や住居侵入罪でのビラ配布弾圧問題を取り上げ、「表現の自由及び選挙運動の自由に対するあらゆる不合理な制限を撤廃しなければならない」としていることを示し、無罪判決を求めました。


 当会は、公判に先立って午前中に、証拠開示と無罪判決を求めて裁判要請行動を行いました。
 5月3日の憲法記念日に挙式を上げられた堀越さんご夫妻も参加され、妻の由美子さんは、中山裁判長に直接気持ちを伝えたいので、と手紙を持参し「夫は平和活動のビラ配布を犯罪だとされ、重大な人権侵害を受けています。・ ・ ・ 突然、2004年の3月3日に不当逮捕されてからずっと非日常の毎日で、日常を取り戻していただきたい。」と読み上げた後、「中山裁判長に渡してください」と訟廷管理官に手紙を手渡しました。
 堀越明男さんは「家庭が大切にされるよう新たな気持ちでがんばっています。来週から裁判員制度スタートで、公正な裁判のためには*証拠の全面開示が不可欠で、開示要求にきちんと答え、未開示ビデオを全て開示しきっぱり無罪判決を出していただきたい」と訴えました。
 参加者から「3月の千葉県の知事選挙では、選挙活動の声が聞こえず候補者の主張もわからず一人が当選した。選挙活動は日常のことで、選挙が政治活動なのに公務員が選挙活動をしてはいけないとされたら日本の民主主義をつぶすことになる。」「まだ開示されていない33本全てのビデオテープを開示するよう裁判所のご英断を!」と訴え、当会の証拠開示と無罪判決要請署名(団体・個人)と裁判長への要請文と資料なども手渡しました。

 次回、第10回公判は7月8日(水)午後1時15分からの予定です。

『今 言論・表現の自由があぶない! 』
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/1567942.html


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