2005/6/30

杉並区の教科書採択  ]平和
(ハンギョレ新聞インターネット版2005年6月22日付)

杉並代表、「市民の参加熱、4年前より熱い」
社会右傾化、「つくる会」勢い拡大
日本のマスコミ、教科書の問題点に沈黙


 「つくる会」教科書採択阻止に向けた「杉並親の会」の代表を務めている、小学校教師出身の小笠原恵子(55)は22日、「4年前に比べて社会の雰囲気は悪くなったが、市民の参加熱はむしろ熱くなっているほう」と強調した。

―「つくる会」教科書の問題点は?

=事実に即していない。日本の侵略戦争は、アジアの解放や、国を守るためだと主張している。日本が世界でもっとも優秀な民族であり、日本人が特別な存在なのは天皇制に根拠がある、と記述している。

―2001年に比べて日本の雰囲気は大きく変わったようだが?

=4年前には日本のマスコミも「つくる会」教科書の問題点や反対運動を大きく取り上げた。大々的に報道したことが結局採択阻止の力になったと判断した「つくる会」側の影響があったのかもしれないが、ほとんどすべてのマスコミが沈黙を守っている。

―「つくる会」側は採択率10%を目標に掲げるほど勢力を拡大しているが。

=日本社会全体の右傾化に関係していると思う。バブル経済が崩壊し、生活水準が両極化し、持てる者は自分の地位を守ろうとし、守るものなどない人たちも右傾化傾向を示している。日常生活の不安が高まり、外国や外国人に対する漠然とした敵対感を感じるようになり、強い政府に対する幻想をもっているようだ。

―杉並区の状況は?

=区長が今年、極右傾向の衛星放送が制作した「つくる会」教科書支持の番組に出演しているほどだ。教科書採択の権限を持っている教育委員会の委員5名のうち、「軍隊慰安婦はおらず、売春婦だった」と発言した教授をはじめ、「つくる会」に近い人が2名もいる。

―市民の参加状況は?

=4年前に比べて採択反対署名に参加する早さが2倍になっているようだ。署名開始から40日で署名が1万筆を優に超えた。先日おこなった集会には、200人の会場に430人が参加したほど市民は熱くなっている。
                           (東京/キムドヒョン記者)

●「つくる会」教科書採択に反対する杉並親の会



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