2010/9/28

板橋高校卒業式事件 証拠改ざんの形跡  W板橋高校卒業式
 《板橋高校卒業式事件 証拠改ざんの形跡》
 ◎ ICレコーダ(証拠)は改ざん不可能?
 と言いつつ、7ヶ月後に解析一覧表(証拠)を差し替えた時に「操作ミス」!?

 2005年6月21日 東京地裁 第4回公判


 証人 K(公安二課)
 検察官(S)


 警察官としての実務経験・・・約18年3カ月
 この捜査へのかかわり・・・・・平成16年3月26日からーーー板橋警察署に派遣された

 東京都教育庁指導主事のKから、ICレコーダーの任意提出を受けたメモリーという記憶媒体が付いている小さな小型の録音機である

 3月30日、事情聴取の際、録音していると聞いた
 4月5日 ICレコーダー一式、領置した
 (甲)証拠番号25(ICレコーダー1式)

 証人(K)がこの分析の捜査をした
 付属のコードを使って、説明書に従ってパソコンの方に複写するという作業をした
 いったんハードディスクのほうに複写して、ハードデイスクから、今度、CD−Rという媒体に複写して、焼き付けて、それを繰り返して聞いて解析した


 説明書に、パソコンに転送もできるが、パソコンでも逆にICレコーダーの操作ができるというようなことが書いてあったような気がしたので、結局、パソコンでいじってデータを壊したくないということで、いったんICレコーダとパソコンとのUSBコードを外し、ICレコーダー自体は箱にしまいました。

 その後、証人はICレコーダー本体を操作したことはあるのか
 ・・・・・ありません
 1度もないんですか
 ・・・・・ありません

 ところで、話は変わりますが、このICレコーダーを領置した後でパソコンにデータを転送したということですけど、例えばパソコンを用いてこのICレコーダーの内容を改ざんすると、内容に手を加えて変えてしまうと、そういうことをしたことあるいはその改ざんしたデータをまたICレコーダーに戻すと、こういう作業をしたことはありますか
 ・・・・・いえ、ありません
 間違いないですか
 ・・・・・・はい、ありません

 ほかのところから何か情報があったと、だれかの話を聞いて書いたとか、そういうことではないわけですね。
 ・・・・・・そうです。CD−Rのみ聞いて判断いたしました。

 ところで、このICレコーダー解析一覧表、これはそのCD−Rに録音されている音が漏れなく記載されているものですか
 ・・・・・・・はい。卒業式自体の、例えば卒業証書で各生徒の名前を読み上げる部分とか、あと、本件と関係ない卒業式を中心なんですが、そういう部分と、あとは聞き取れないところ又は複数重なって聞きづらいところ、そういう不確認なところは書いておりません。聞き取れる範囲のところはすべて書いたつもりでおります

 続けて、証人はICレコーダーのデータを改ざんできるか否かというような報告書を作成していますか。
 ・・・・・はい。
 これを作った目的はどのような目的でしたでしょうか。
 ・・・・上司の命令で作成した記憶があります。

 これ、作成した時期は、時間的にいうと今回の威力業務妨害の事件を検察庁に送致した後ですか、前ですか。
 ・・・・・・送致した後だったと思います。

 送致した後のこの時期に上司のほうからそういう捜査をしなさいという指示があったということですが、これはなぜこの時期にそのような指示があったかということについては分りますか。
 ・・・詳しいことは分りませんが、当時、上司のほうが検察官からそういう指示があったんではないかと思います。

 弁護人(大山)

 あなたの所属している警視庁公安部2課は、どのような仕事をする部署ですか
 ・・・警備犯罪の取締り及び警備情報の収集です

 今回の卒業式の事件も、公安2課情報の収集などにかかわるという判断があって捜査を進めているんですか
・・・私が判断したのでないので、それは分りません

 板橋高校の実況見分に行けと命じた上司は誰か
 ・・・・・・T刑事ですーーー警視です

 ICレコーダーはどこで保管されていたか
 ・・・・警視庁板橋警察署、警備課の証拠品保管庫です

 この甲29号証の再生解析報告書4月22日に作成されているのですね
 ・・・・はい
 甲30号証を示します。この作成日付を見ていただきたいのですが、平成17年1月18日となっていますね
 ・・・はい

 報告書をこの時期もう1通作った、この目的は何だったのですか
 ・・・検察官の依頼がありました

 甲29号証の2枚目、8分35秒のところを見てほしいのですが、読み上げますが、「おい、触るんじゃないよ、俺は一般市民だ、何で俺が出るんだ、おい、そういう記載になっていますね。
 ・・・はい。
 甲30号証の2枚目ーーー「おい、触るんじゃないよ、おれは一般市民だ」、という表現になっていますね。
 ・・・はい。

 次の質問に行きますが、あなたは、先ほどの尋問の中で、平成16年11月22日にお客様相談センターというところに電話をして、改ざんや編集についての問い合わせを電話でしているとおっしゃいましたね。
 ・・・はい。
 例えば、音声を流す段階で、耳で聞く状態では、例えば、AとB、手を加えて違うものにするとか、全く同じものを改ざんというか、合成して作るとか、そういうものは、人の耳に聞こえる程度に全く同じものやそういうものを作るのは可能であると、ただし、ICレコーダーの場合は、データを見ればその作業をしたところ、録音したところ、録音を切ったところとか、修正を加えたところ、切ったところとか、そういうものは電車の連結器のような形でデータは現れると、そういう結果が出るということでした。
 それで、なおかつその連結器自体のデータも処理するようなことは、今の日本の技術から考えれば十分可能だとは思いますけど、普通にやろうと思ったら、器械の技術、その人の知識もありますし、そう簡単にはできないですよというような、言葉自体はそのお客様センターの人の言葉を使いしましたけど、そういうニュアンスで、非常に難しい、確実に100%できないとは言えないけど、非常に難しいというニュアンスの内容でした。

 弁護人(加藤)

 証人が今見ております甲30号証の作成にかかわっては、検察官のほうから、映像が入ったような資料が欲しいということがあって、作成することになったというふうに、先ほど述べていましたよね。
 ・・・映像が入ったものというより、映像を見ているようなイメージをしたような報告書がほしいという、確か依頼だったと思います。

 検察官(S)
 先ほど、29号証のほうには載っているせりふが、30号証のほうでは落ちているという部分、2か所ほど指摘されましたが、その原因として、操作ミスで消えてしまったとか、そういうことは考えられまさせんかね。
 ・・・断定はできませんけれども、そういう可能性もあるということは言えます。


(来賓入場の場面でも)
 証人 K(ICレコーダ録音者:指導主事)
 裁判官(永井)


 先ほど、教頭が大きな声で制止したという風に言っているんですが、その声というのは相当に大きかったんですか。
 ・・・相当大きいと思います。

 ICレコーダには、記録されているんでしょうか。
 ・・・私の記憶では、双方の声が記録されていると思います

 被告人の声と教頭の声、両方という意味ですね。
 ・・・そうです。

 教頭の発言は、ICレコーダを聞いていて、言葉として聞き取れますか。
 ・・・聞き取れると思います。

 あなたが現場で聞いていた人の声などと、その後でICレコーダに録音されていたものを聞いた時と比較して、こういう発言があったはずなのに、ICレコーダには記録されていないなと、そういうように感じた点というのはありますでしょうか。
 ・・・聞いた範囲ではありません。

 ※ところが!! ICレコーダにも「解析一覧表」にも、来賓入場の場面で、
 被告人F氏の「おい、触るんじゃないよ、おれは一般市民だ(何で俺が出るんだ、おい:これだけ消えている)」だけで、
 その前後には「相当大きい」教頭の声も誰の声も一切記録されていない

 教頭の「大きな声」はK氏(ICレコーダ録音者:指導主事)の空耳だったのか?それともF氏が一人で騒いでいるように見せかけるために・・・?
タグ: 板橋高校


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