2012/9/16

都教委は実教出版の学校選定を妨害した  Y暴走する都教委
都庁で働く皆さま 都民の皆さま
 《河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会 都庁前通信 2012年9月13日号》
 ◆ 来年度の「高校日本史A」(新課程)教科書採択で都教委は不正・不当な介入をした!


 ◇ 8月23日の教育委員会定例会で来年度の都立高校用教科書採択がされました。
 教科書採択は、
  @文科省の検定を通った見本本が各学校に届く
 →A各学校はその中から、一社の教科書を選定し都教委に届ける
 →B各学校が選定した教科書を承認するかたちで都教委が採択する
 という流れで進みます。
 私たちは、この定例会を傍聴しました。そこで配られた資料に次のようにありました。
 「日本史A」の選定は1年生用新課程17校中 東京書籍7 第一書籍7 山川出版3 実教出版0校


 2年生以上の旧課程135校中 第一書籍34 実教出版29 東京書籍27 山川出版16+12 清水書院12 三省堂5校

 新課程の「実教出版0」に、傍聴していた私たちは、都教委が各学校に実教出版を選定させない圧力をかけた結果だと確信しました

 ◇ 都教委は実教出版の学校選定を妨害した
 各社からの見本本が高校に届き始めた5〜6月ごろ、校長全員が出席する「校長連絡会」の前に開かれる「幹事会」で、高校指導課側が「教科書採択は公正にやるように」といいつつ「情報紹介」と称して、3月28日付『産経新聞』記事(「高校教科書検定」「不適切記述パス基準疑問」の見出しで、「国旗掲揚、国歌斉唱を『強制』と記述した」実教出版の日本史Aを名指しで批判した記事)に言及したのだそうです。
 さらに都教委は、「あの『産経』の記事のこと、分かっているでしょうね!」「実教出版の教科書は都教委の教育方針と合わない面がある、最終判断は校長だが、注意してもらいたい」などという電話を、少なくとも来年度に日本史Aを必修とする17校に電話を入れ、応じない高校には数回に及ぶ連絡をして変更を要請したのだそうです。
 ある学校では、「全体的に他の教科書より勝っている」と判断し、変更しないことを都教委に伝えたところ、都教委から、「このままでは都教委が採択しない可能性があるので、他社版を採択するよう」に再三の連絡。学校側は「学校には選択に自由がある」として応じなかったところ、都教委からさらに変更を求める連絡があり、最終的には校長の責任で変えざるを得なかったということです。
 都教委のしたことは、今回も、全くとんでもないことです。

 ◇ 実教出版「日本史A」は国旗・国歌の項で次のように記述しています。
 国旗・国歌法をめぐっては、日の丸・君が代がアジアに対する侵略戦争ではたした役割とともに、思想・良心の自由、とりわけ内心の自由をどう保障するかが議論となった。政府は、この法律によって国民に国旗掲揚、国歌斉唱などを強制するものではないことを国会審議で明らかにした。しかし、一部の自治体で公務員への強制の動きがある(傍線は当会)
この記述に誤りはありません。なのに、

 ◇ なぜ、都教委は実教出版を選定しないよう圧力をかけたのでしょう。
 言うまでもありません。都教委は、子どもたちが「君が代」で起立・斉唱する教員の姿を見て、同じように起立・斉唱するように、国旗国歌に畏敬の念を持つように、「君が代」で起立しない教員を処分してきたのですから、その都教委にとって、「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」の記述は生徒たちに絶対に見せてはならないものであることは火を見るより明らかです。
 実教出版の教科書で学んだならば、生徒たちは事実を知り真実を見抜き、都教委の教育行政は根底から崩れることになります。
 ところで、都立学校で実教出版の教科書が採択されなくとも、教科書検定を通ったこの教科書の記述を生徒に示すことは、教員がしてよい、正当な教育活動です。教員の皆さんには、ひるむことなく子どもたちに事実を教えてほしいものです。

 百害あって一利なしの、石原教育行政、こんな教育委員会、教育委員は要りません。
 こうしたことが、石原都知事の目指す「破壊的な教育改革」なのです。石原都知事を引退させて都政を変える、それが解決につながります。そのために皆さま、声を上げましょう。

 ■■ 卒業式・入学式とも「君が代」不起立した教員に対し
    8/31都教委は服務事故再発防止研修を強行! ■■


 「国歌斉唱の際教職員は起立斉唱すること」。この間違った職務命令には従うことはできないと、「君が代」斉唱時に不起立し、処分された田中聡史さん(都立板橋特別支援学校)に対し、都教委は4月5日に都教職員研修センターに呼び出して服務事故再発防止研修を強行したのを皮切りに、実に5か月間にわたり執拗に服務事故再発防止研修を繰り返してきました。
 そして、その最終回を、8月31日に同センターに呼び出して強行しました。同センター前には都教委に研修の中止を求め、田中さんを支援する人たちが早朝から集まりました。
 研修を終えた田中さんは、「最後に“今後は二度と服務事故(不起立のこと)をおこさない”というチェック項目があったが、それはできないとことわった。わたしの不起立は、思想・良心の自由、教育の自由に基づいて行ったものなので、服務事故に問われるようなものではないと確信している」と毅然と語りました。
 たった一人の田中さんの闘いは、教育や社会やわたしたちの自由を守る闘いでもあります。

河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
国立市北1−2・12多摩教組気付 Tel/FaxO42-574・3093
http://homeae211ifbcom/kaikosasenaikai



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