2006/3/28

九段中生徒からの手紙(2)  \増田の部屋
C 増田先生、お久しぶりです。僕たちは今日、いよいよ卒業式を迎えます。非常にうれしい気持ちと悲しい気持ちとが入り混じって、とっても変な感じがします。うれしい気持ちは、高校に進学できることで、悲しい気持ちは、この学校を離れ、さらにこの学校自体がなくなってしまうということだと思います。でも、この卒業式に、増田先生がお見えにならないことも、すごく悲しいです。今となっては、増田先生の授業も、増田先生の説教(?)も、増田先生の話し方すらも、なつかしく思えてきます。
 しかし、先生の紙上討論が一番なつかしいです。最初は全然意味が分からなくて、なんでこんなことしなきゃならないんだ!! って感じだったんですが、時がたつにつれて、だんだんおもしろくなってきて、紙上討論の時間がとても楽しみになってきていました。意見を率直に書けるのが、とても気楽でよかったです。
 でも、そんな紙上討論も、今日で終了してしまいます。僕は増田先生と過ごせた一年半を忘れようとも忘れられません。今後も、機会があれば連絡お願いします。こちらからも、お手紙を出せたら出します! いつまでもお元気で・・・。


D 1年ちょっと、という短い間でしたが本当にお世話になりました。先生のおかげで今までやる気のなかった社会がとても好きで楽しい科目となりました。先生の紙上討論は始めのうちは慣れてなくてあまり好きではなかったけど回数を重ねるうちに紙上討論のすごさを知りました。先生が最後まで3Cの副担任でいられなかったことがとても残念です。
 でも、増田先生には底知れぬすごさがあって、私はそれを尊敬しています。いつか機会があったら顔を見せにきたいです。今まで本当にありがとうございました。これからもお体に気をつけてください。

E 3月17日の学年朝礼で、増田先生のメッセージを校長先生自ら読んでくださいました。この手紙は18日に届くらしいのですが、私たちは今日、卒業します。そして九段中学校に戻ってくることは二度とありません。なぜなら九段中学校は、もう、無くなっているからです。
 増田先生には、一年間と少しの間お世話になりました。最初に「紙上討論」という形式に出会ったとき、全く考えもしなかった方式に、少なからず驚きました。今もそれは変わっていません。何回も行われたそれは、私にいろんなことを教え、自覚させてくれました。
 自分の意見を他人とぶつけあうことの気持ち良さ、それに自分の意見に責任を持つことの重大さなどです。名前が無いからと思って、中傷的な意見を書いている人もいました。それを見て私は「他人のふり見て我がふり直せ」という言葉を噛み締めたのでした。
 そんな充実した日々の中、いきなりのことでした。増田先生が学校に来ることができなくなってから「増田先生に教えて欲しかった」「増T〜〜(泣き顔)」という声を聞くことも少なくありませんでした。
 私たちはあれからいろいろなことを乗り越えてきました。苦しいこともあったけれど、今は文句なしに3Cが一番! だと思っています。
 九段中を卒業するにあたって、増田先生にこうしてお手紙を書く機会を与えてくださった校長先生にも、増田先生にも、とても感謝しています。
 九段中のみんな、そして増田先生に。本当にありがとうございました。


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