2013/10/21

処分撤回を求めて(280)  X日の丸・君が代関連ニュース
東京・全国の仲間の皆さんへ。
(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

 ◆ 学校に自由と人権を!10・19集会報告/都教委請願行動へ!

 ◆ 10・23通達から10年 教育と憲法を守る決意を新たに
   ―学校に自由と人権を!10・19集会 成功のうちに終わる

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《撮影:gamou》
 台風の影響で雨が降る中、10月19日午後5時半より、「『日の丸・君が代』強制反対!10・23通達撤回!憲法改悪を許さない!学校に自由と人権を!10・19集会」が都内千代田区星陵会館で行われました。
 この集会は、被処分者の会など10・23通達(2003年)関連裁判の訴訟団13団体が大同団結して毎年10月に行われてきました。集会には、190名が参加し、教育と憲法を守る決意を新たにしました。主催13団体に加えて、26団体、193名の個人が賛同を寄せてくれました。集会成功のために力を貸してくれた皆さんに心から御礼申し上げます。


 冒頭、実行委員会として被処分者の会近藤が、「一連の最高裁判決からの前進をめざして、後続訴訟で違憲判断と全ての処分の取り消しを勝ち取るべく、法廷内外で粘り強く闘いを継続し、学校と教育の危機的状況を打ち破り、憲法・人権・民主主義・教育の自由を守るために運動の輪を広げ、『子どもたちを再び戦場に送らない』決意を新たに闘う」ことを呼びかけました。

 石坂啓さん(漫画家、週刊金曜日編集委員)が、「国がのぞむ子どもたち」と題して講演し、子ども育てる親としての経験織り交ぜながら、安部内閣・自民党政権、都教委が、大勢に順応する「国家に従順な人つくり」を露骨に教育の場に持ち込んでいることを告発しました。

 「日本国憲法『改正』がもたらす教育の危機」について講演した中嶋哲彦さん(名古屋大学教授、元犬山市教育委員長)は、「教育とは、内発的な学習要求への応答を本質とし、個人の発達の保障を任務とする」と述べ、「教育基本法「改正」(2006年)と日本国憲法「改正」は一体のもの」で、自民党の憲法草案を見ると憲法の根本原理である「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」が「公益・公の秩序」の名のもと、根底から破壊されようとしており、それは教育の破壊でもあると警鐘を乱打しました。

 特別報告では、澤藤統一郎弁護士(東京「君が代」裁判弁護団副団長が、「10・23通達から10年の訴訟」を語り、渡辺厚子さん(東京・教育の自由裁判をすすめる会国際人権プロジェクトチーム)が、国連自由権規約委員会に向けた取り組みを報告しました。

 集会は最後に「『日の丸・君が代』強制と猪瀬・都教委の教育破壊を許さず、自由と民主主義、そして子どもたちのために、共に手を携えて闘うことを呼びかけます。何よりも「子どもたちを再び戦場に送らない」ために!」との「集会アピール」を採択して散会ととなりました。

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 ◆ ―10.23通達発出から10年にあたって―
   「学校に自由と人権を!10・19集会」アピール


 東京都教育委員会が卒業式・入学式などで「日の丸・君が代」を強制する「10.23通達」(2003年)を発出してから10年、「君が代」斉唱時の不起立・不伴奏等を理由に450名もの教職員が処分されています。また、再雇用職員・再任用・非常勤教員等の合格取消・採用拒否なども70名にのぼります。10.23通達と前代未聞の大量処分は、東京の異常な教育行政の象徴です。

 安倍政権の教育再生実行会議は、教育委員会制度を初めとする戦後教育制度の全面的改編、道徳教育の強化、教科書検定制度の改悪等、教育の政治支配と愛国心教育による「国家に従順な人つくり」の道を突き進んでいます。

 東京の教育行政はこの危険な教育政策の先兵となっています。
 都立高校での自衛隊と連携した防災宿泊訓練、侵略戦争美化の副読本の押しつけ、「学力スタンダード」による都教委の各学校の教育課程への介入等が、教職員の管理・支配の強化と軌を一にして進行しています。また、「国旗・国歌法」に関する記述が都教委の「考え方と異なる」として実教出版の日本史教科書を排除しています。

 これらは、厳しい環境の中で困難を抱える生徒に寄り添い全面発達をめざす教育を歪めるものです。東京・大阪(同一職務命令違反3回で免職、「君が代」斉唱時の口元チェックの府教委通知、等)などで同時進行する教育破壊が、全国に波及するのを阻むために東京から闘いを広げていきましょう。

 本年9月、最高裁は、5件の10・23通達関連訴訟で、校長の職務命令が「憲法に違反しない」として、不当にも上告を棄却し、戒告処分や1名の教員の減給・停職処分を容認しました。一方で、「裁量権の逸脱・濫用」で「違法」として30件の減給・停職処分を取り消しました。私たちは、都教委の「違法行為」を厳しく追及し、謝罪を求めていきます。

 昨年の卒業式・入学式では、都教委は最高裁判決に縛られ2回以上の不起立者に対して戒告処分にとどめましたが、今年は最高裁判決に反しついに1名の教員を減給処分にしました。また、被処分者に対する「再発防止研修」を質量ともに強化し、抵抗を根絶やしにしようとしています。
 しかし、被処分者・原告らは、10年目となるこの闘いを法廷内外で、学校現場で粘り強く継続しています。多数の市民、教職員、卒業生、保護者が闘いを支えています。東京の学校に憲法・人権・民主主義・教育の自由を取り戻すため絶対に負けられません。

 今、憲法96条の改憲手続きの改悪を突破口に、国防軍創設や国旗・国歌の尊重義務などを明記して、この国を「戦争ができる国」にしようとする憲法改悪の動きが加速しています。「日の丸・君が代」強制は憲法改悪の先取りです。

 本日、10・23通達関連訴訟団が大同団結し、「日の丸・君が代」強制反対、憲法改悪を許さない運動を広げるために、「学校に自由と人権を!10・19集会」を開催しました。
 集会に参加した私たちは、広範な教職員、保護者、労働者、市民の皆さんに「日の丸・君が代」強制と猪瀬・都教委の教育破壊を許さず、自由と民主主義、そして子どもたちのために、共に手を携えて闘うことを呼びかけます。
 何よりも「子どもたちを再び戦場に送らない」ために!
 2013年10月19日
「学校に自由と人権を!10・19集会」参加者一同

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 ◆ 10・19集会実行委員会の都教委請願行動へ参加してください。
 10・19集会実行委員会では、集会で集めた個人署名を持って、早速都教委に請願を行います。多くの参加をお願いします。

 10月23日(水)
  15時15分都庁第二庁舎1Fロビー集合
  15時30分〜同庁舎10F205会議室
●上記請願(30分)に続いて被処分者の会の要請(申し入れ)も行います。

 ◆最高裁判決後も続く下記裁判の傍聴をお願いします!

 ★東京「君が代」裁判三次訴訟 憲法学者の証人尋問です。
 (東京地裁民事11部、07・08・09年処分取消請求、原告50名)
 12月6日(金)第15回口頭弁論
  13時10分傍聴整理券交付〆切(予定) 
  13時30分開廷 
  東京地裁527号(定員42名)
  内容:証人尋問 巻美矢紀千葉大学教授(憲法学)
  報告集会:ハロー貸し会議室虎ノ門3F(案内あり)

 ★ 「授業してたのに処分」事件・地裁判決日決まる!
 福嶋さん(元福生高校)は2005年9月の再発防止研修を受講せず学校で授業をしていて減給6月の重い処分を受けました。東京地裁は、9月26日に弁論を終結(結審)し、判決日を12月19日に指定しました。福嶋さんは、二次訴訟でこの再発防止研修の根拠となった不起立による減給1月の処分を取り消されていますので、東京都の「裁量権の逸脱・濫用」で勝訴を確信しています。当日は、大勢の人で裁判所前を埋め尽くしましょう!
 12月19日(木)「授業してたのに処分」事件・東京地裁判決
  12時40分傍聴希望者集合(抽選なし、先着順)
  13時10分開廷・判決言い渡し
  東京地裁527号法廷 (定員42名)
  報告集会:ハロー貸し会議室虎ノ門3F(案内あり)
 
 <東京地裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。

HPに9・6最高裁判決全文、声明文掲載。9・9都教委請願書掲載。
10・19集会チラシ、判決文、各種声明文、行動予定、資料等入手可能。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090−5327−8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160−0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(9月26日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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