2006/5/30

不当判決に対する弁護団抗議声明  W板橋高校卒業式
     不当判決に対する抗議声明
                               2006年5月30日
                           板橋高校卒業式事件弁護団


 本日、東京地方裁判所刑事第9部は、2004年3月の都立板橋高校卒業式に来賓として出席予定であったが不当にも校長ら管理者により式参加を拒否された教員OBである藤田勝久氏に対し、卒業式開式前の行為が「威力業務妨害罪」にあたるとして罰金20万円(求刑懲役8月)の有罪判決を言い渡した。われわれは、この信じがたい不当判決に対し、本日直ちに控訴手続をとった。そして、不当判決をくだした東京地裁刑事第9部に対し、怒りを込めて抗議するとともに、東京高等裁判所におけるあらたな審理で藤田さんの汚名を晴らす無罪判決を獲得するため、全力でたたかう決意をここに表明する。

 そもそも本件は、2004年3月の板橋高校卒業式において、「君が代斉唱」の際にほとんどの卒業生が着席し、来賓として列席していた土屋都議会議員が卒業生らに起立斉唱を大声で命じたもののほとんど誰も応えなかったことに端を発する。土屋都議は式から5日後の都議会質問で「生徒を扇動した犯人探し」を求めるとともに、開式前の時間帯に保護者らに対して教員への「君が代」強制問題の深刻さを訴えた藤田さんをやり玉にあげ、都教委もこれに呼応して「法的措置」をとると答弁したことで、公安警察による本件の「捜査」が本格化した。


 しかしながら藤田さんは、卒業式開式前に平穏に週刊誌コピーを配布し、やはり平穏に数十秒間だけ保護者に「君が代」強制問題の説明を行ったが、説明終了後の管理者らの退去要求に応じて若干の抗議をしながら学校を退去し、念願だった卒業式参加も断念したいわば「真の被害者」である。本件は、都教委や一部政治家ら「君が代」強制勢力が、卒業式開式後の卒業生木起立の事実上の責任を、卒業式開式前た校長らの求めた応じて学校を退去していた藤田さんに負わせようとしてでっちあげた「事件」であり、かかる特定政治勢力に奉仕する公安警察・公安検察主導の「事件」である。

 本日の有罪判決は、裁判所までもが都教委や一部政治家らの特定政治目的に加担し、「威力業務妨害」罪について司法判断が積み重ねてきた慎重な判断基準をも踏みにじって、「教頭によるビラ配布制止」などの完全なでっち上げを追認した恣意的かつ政治的な不当判決に他ならない。しかしながら、国家権力の不当な支配に対する人権の砦である裁判所が、近代刑事司法の核心である「証拠裁判主義」「公平な裁判所」の精神に反する恣意的事実認定・法適用を行い、これら政治家・行政当局・訴追権力の特定の政治的意図に追随することは絶対に許されない。とりわけ、本件の藤田さんのように、「都教委の君が代強制に批判的な内容」のコピー配布・保護者らへの訴えであったがゆえに、教育者としてのささやかな抗議の声が「威力業務妨害」との「犯罪」として処罰されることを許せば、近年頻発するビラ配布行為への「住居侵入」「国家公務員法違反」弾圧事件と同様に、「言論・表現の自由jの圧殺効果は計り知れない。
 われわれ弁護団は、あらためて本日の不当判決に抗議するとともに、今日のいっそうの旧の丸・君が代」強制政策や、教育基本法「改正」・「愛国心」法制化などの危険な動きに対して良心の抵抗を続ける多くの人々とともに、控訴審での無罪判決をかちとる決意を表明する。

2006/6/4  19:07

投稿者:ahosidai
誤字、脱字が多すぎます。
校正すべきでは?

http://blog.goo.ne.jp/ahosidai/

2006/5/31  14:22

投稿者:あ
権力者から給料をもらうのをやめてから、抗議すれば?

2006/5/31  11:41

投稿者:MK生
5月30日の藤田氏への有罪判決を伝えるNHKテレビの正午のニュースでの表現に問題を感じましたので,「NHKへのご意見・お問い合わせ」に以下のようなメールを送りました:”「卒業式妨害 元教諭に罰金判決」というニュースにおいて,「おととし、都立高校の卒業式で国歌斉唱に起立を求めるのはおかしいと騒いで、式を妨害したとして起訴された元教諭の裁判で、・・・」という表現がありました.この表現だと.元教諭が,あたかも「国歌斉唱」の際に騒ぎを起こしたかのようにとれること,さらに,元教諭の卒業式開始前における父兄への訴えを,「騒いで」と非常に悪いイメージで表しており,合わせて元教諭を侮辱し人格への不当な攻撃になっていると考えます.たとえ検察側の主張にそのような文言があったとしても,なぜ,上のように事実の核心が曖昧で,元教諭への悪いイメージのみが残るだけの要約をしたのか疑問が残ります.この件は最近の世論を2分する重要な問題に関係するだけに,報道にあたっては,一方にくみしない慎重な表現をすべきと考えます.真摯なご返答をお待ちしております.”
 これの結果かどうかは定かではありませんが,夕方6時の首都圏のニュースでは,私が問題にした部分は,おおむね,「・・・おかしいと批判して式の開始を遅らせたことに対して・・・」云々となっていたということで(私はこの時間のニュースは見なかったので人に聞きました),時間関係や「騒いで」などの誤解を招く表現が改められ,すこしましな表現になっていました.

2006/5/31  8:42

投稿者:あ
国に雇われた公務員なんだから国歌をうたってあたりまえだろ。
反日を教えたいなら塾でやってください。
折角の授業や卒業式で反日垂れ流されるのはゴメンです。

2006/5/31  8:24

投稿者:ヤマダシンジ
この判決に甘んじるのは権力に屈した事になりますから、先生には権力に屈せず、控訴審を闘ってほしいです。
応援してます。

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