2015/3/30

「日の丸・君が代」問題等全国ネットの形成へ<その5>(65)  X日の丸・君が代関連ニュース
 <転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽ML」の渡部です。
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  弱い者いじめのデマゴギー政治家・橋下徹を倒そう!
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 まず、一昨日(3月26日)の、控訴審(結審)での▲ 河原井さんの「陳述書」を紹介します。
 (・・・・)は略の部分です。途中解説< >や注(*〇)も入れました。

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 ・・・2003年に、石原教育行政のもとで「教育の自由」や「教育活動の命」「論議すること」を根底から崩壊させる激震が走りました。


 都立七生養護学校(現在都立七生特別支援学校))の「こころとからだの学習」「保健・性教育」へのパワハラ攻撃と、「2003年10・23通達」の有無を言わせぬ強行です。
 私はこれらの暴挙に驚き、「教育の自由」「教育活動の命」を奪われてはならないと、静かに”不服従”を決意しました。

 校長に「教育についてもっと話し合いをしませんか。」と迫ると論議することを拒否され、東京都教育委員会に何度も何度も「処分より対話を」と訴えましたが弾き返され、「処分」だけが累積されていきました。学校現場・教育現場が「教育の自由」「教育の命」である「論議する」ことを排除して、「命令と服従そして処分の場」になってしまいました。
 その後、日々、戦後の教育最大の危機的状況が深化しています。・・・

 ・・・・私は決意して「不服従」を貫きましたが、都立八王子養護学校(現在都立八王子東特別支援学校)での停職3カ月処分は、精神的にも経済的にも重たく厳しいものでした。
 学年のスタートの大切な1学期、高等部の青年たちと触れ合うこともできず、教育実践は一方的に断絶されたままでした。
 やっと学校に戻れた7月2日、青年たちと手を取り合って涙したことは、今でも鮮明です。
 この奪われた3カ月は、何をもってしても慰謝されることはありません。この3カ月を返してください。
 <今回の控訴審は2014年3月24日に東京地裁で出された判決(*1)を不服として控訴されたものです。
 (*1)河原井さんの停職3カ月は取り消す、しかし国家損害賠償請求は却下。根津さんの停職6カ月は取り消さない。>
 この判決(*1)について全国からも疑問の声が届いています。・・・
 ・・「最高裁決定(*3)は尊重されないのか?」「停職1カ月で損害賠償請求を認めて(*2)、それより重たい処分の停職3カ月がどうして棄却できるのか?」等々でした。・・・・・・
 ここで再び、国家賠償法による損害賠償を認めた2012年11月7日の東京高裁の差戻審判決(*2)と、それを維持した2013年7月12日の最高裁の決定(*3)に真摯に注目していただきたいと思います。・・・
 差戻審の南敏文裁判長は、・・・「教諭と児童の人格的触れ合いが教育的活動に欠かすことのできないものである」として、「控訴人(河原井)は児童・生徒との触れ合いを特に重視していたと認められることを考慮すると、財産的損失の回復のみによっては、控訴人の精神的損害が慰謝されるものではないことは明らかである」と、保護者と控訴人「河原井」の陳述書を証拠として引用し判示しました。
 この内容は全国の人たちに喜びと勇気を届け、「司法が動いた!」と「司法への不信」を少し和らげた人もいました。
 ・・・私は、・・教育裁判上、歴史に残る人権判決のひとつと今でも確信しています。

 ・・・私は、社会や学校や教室は「多種多様な雑木が共生共存する雑木林でありたい」と願っています。「雑木林の命」は「教育の自由」であり、「教諭と児童・生徒との人格的触れ合い」であり、「とことん論議」することです。
 提出している私の2冊の本(白澤社発行)『学校は雑木林』と絵本『雑木林の決意』を是非読んでください。
 「職務命令」はそれらの命たちの息を止め根絶させてしまいました。・・・
 ・・「10・23通達」と「職務命令」の違憲違法の憲法判断と全ての処分の取り消しをここに強く切望いたします。

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 次に、大阪のスクラムネットの皆さん(10名)が3月24日に行った、▲ 府教委交渉報告の一部を紹介します。
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 府教委側出席は、植木信博・高等学校課主任指導主事のみ。
 (前半部分略)

 以下の3点をこの場で確認したと思います。
 1.答え:(君が代斉唱は)子どもたちに強制するということは考えていない
      (強制は)しませんし、してません。

 2.(「『日の丸・君が代』が入ってくるまでは、卒業式・入学式は皆な気持ちよくやってきた。しかし今は『日の丸・君が代』が入ってきて、先生も校長も親も頭を悩ませ、グチャグチャではないか。いい先生もどんどんいなくなる。『生きる力をはぐくむため、我が国の国旗・国歌の意義を理解させ』と言ってるけど、『生きる力』を潰しているのではないか。学校の裁量に任せると、なぜ言えないか」との質問に対して、

 答え:府の条例ができて・・、この間いろんなことがあって、皆さんとも何回も顔を合わせ、意見も聞いてるつもりだし、そこは認識している。一定そういう方向になればいいなという思いは持ってるし、卒・入学式で君が代やナニやということでなくて式が迎えられたらいいなと思っていて・・。日の丸や君が代が注目されて生徒の門出を祝うという意味がなくなってしまうというのは望んでませんし、もちろん。と思って今もやってます。ただ、学習指導要領や府の条例を所管しているグループの担当であるというところは、自分自身の業務であると思っている。

 (「日の丸・君が代が子どもたちにいい影響を与えていますか」との問いに)

 先ほど言ったように、望ましい状況ではないと思っている。

 3.(「立つ立たない、歌う歌わないは自由ですよ」ということを、時間をとって子どもたちに伝えるということをしないまま進めるのは、「歌いたくない」という意思を持ったまま、いやいや立って歌う子どもがいる、その可能性は十分考えられると思うが、それは認めるかとの質問に)

 答え:考えられますよね

 (以下略)

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 以上のように、府教委の高等学校課主任指導主事も、内心、条例による「君が代」強制は良いことではないと考えているようです。
 これが常識というものです。
 松井や橋下がやっていることはまさに非常識なことであり、権力を笠に着ての弱ものいじめ以外の何ものでもありません。
 彼らは今度は、この主任指導主事にパワハラを働くのでしょうか。

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 3月31日には、以下の集会が開かれます。
 みなさん、田中さん支援のためにも是非お集まりください。
 <集会名> 「卒業式処分発令抗議・該当者支援総決起集会」
 <主 催> 五者卒・入学式対策対策本部
 <日 時> 3月31日(火)、13:30〜総決起集会 15:00〜記者会見
 <場 所> 全水道会館 5F 中会議室
       (JR・都営地下鉄:水道橋、都立工芸高校北隣)


 なお、本日午後は、河原井さん・根津さんの第五回控訴審(結審)がありました。
 次回メールで報告します。

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